ヘビが階段で寝ていました!


こんにちは。『今日から使える東洋医学』の岡田です。

今朝、ギックリ腰の急患さんを施術してたら家内が私を呼びにきました。

ちなみに施術中の私に声をかけて、手を止めさせることが出来るのは家内だけです。笑


患者さんにお声をかけてから家内の元に行くと

『階段にヘビがいる!!!!』


ということでした。笑


階段を上ると小さな30㎝くらいの『赤ちゃんヘビ』が階段で寝ていました。


私の過去の経験では

『家の外に追い出してもまた戻ってくる』

ことがありましたので裏の川まで連れて行って、別れを告げた後に施術に戻りました。


ぎっくり腰の患者さんが立てるようになったのでちょっと、安心されて帰られた後、ふと思いました。

『人間も爬虫類化してきたかも?』

・・・・・と。笑


今年の夏は猛暑に見舞われ、その後、秋に入っても暑さが続いています。当然、普通の生活を送っている方は

『冷房』や『冷蔵庫』

のお世話になりまくっています。


本来、人間だけでなく、哺乳類は『恒常性機能』と言って、体温や体内の水分を気候や気温に適した状態に保つための働きが備わっています。

わかりやすく説明すると

『気温が寒い時は、体の熱を逃がさないために、毛穴を閉じたり、体を冷やす余分な水分を尿や汗で外に出したりすること』

ですが・・・。


今年のように暑い期間が長くなると人間の本来、備わっている体温調整も当然のことながら狂いが生じてきます。


具体的にどんな狂いが生じるかというと

本来なら秋という季節は、栄養を吸収して、脂肪を蓄えたり、代謝の落ちる寒い季節に備える時期に差し掛かるべきなのに、暑さ対策に体力を消耗している状態が続いてしまいます。

しかも、冬に体が代謝を上げる際には『腸内温度を上げる』必要があるのですが、冷房や冷たい食品や飲み物を摂ることによって、逆に『腸内温度を下げてしまう状態』を生み出しているのです。


さらに、通常であれば、体の外に余分な水分や熱や老廃物を追い出す季節なのですが、逆に体内にそれらを閉じ込めてしまうという事態を招いています。

すると、胃腸や内臓に熱がこもり、消化活動にまで支障をきたすようになります。

これが行き過ぎると肝臓や腎臓などの臓器に影響を与えることになり、血液をきれいにすることができなくなるわけです。


東洋医学では

『気の巡りが悪くなる』→『津液(水分)の流れが悪くなる』→『血の流れが悪くなる』

というような表現をしています。


話を戻しますが季節による変化に合わせて身体を一定の状態に保つこのような働きを『恒常性機能』と呼び、哺乳類だけに備わっている働きになります。


この働きに乱れが生じたり、機能しなくなってしまう原因が私たちが普段何気なく使っている便利な

『冷房や冷蔵庫』

ということになります。


今日、来院されたぎっくり腰の患者さんも腸内温度が低下したことによる消化液のうっ滞が招く、腰痛でした。


実際の施術中もお腹がゴロゴロと雷みたいになった後、起き上がれるようになられました。笑

痛みをこらえながら大笑いされていましたが腰痛とお腹の関係を体感されたと思います。


あまり、人工的な便利グッズに頼り過ぎると、

『人間らしく、哺乳類らしく生きれなくなる』

そんなことを実感した1日でした。



最後までご覧いただきまして、ありがとうございました。




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