先日、おとこさんという方からこんなご意見をいただきました。



「試運転では良くないけど、レースにいくと。実戦向き」という表現がありますが、具体的にどういうことなのでしょうか?




おっしゃる通り、わかりにくい内容ですね。でも、深く考えることはありません。



「目立たないけどレースしやすい」という解釈で問題ないかと思います。




私の持論ですが、試運転の足なんて重要視すべきではありません。我々見る側も、選手たち走る側も。



反感をかわないように「極端に言うと」と後付けさせてもらいますが、私の考え方はこんな感じです。




そもそも試運転は選手それぞれが足を「試している」に過ぎません。「レース足がいい選手」と「試運転の足がいい選手」、どっちを取りますか?という話です。二者択一の場合、ファンなら「レース足がいい選手」のほうを評価すべきでしょうし、選手なら「レース足がいい」状態でレースの臨むはずです。



たしかにご指摘の「表現」はよく使われますが、「試運転では良くない」のではなく、レースで「いい」と感じるイメージほどではないだけの話です。あるいは伸びと出足を混同しているのかもしれません。レースでは「回った感じ」を「いい」と感じていたのに試運転で誰かに伸び負けたみたいな・・・。




そもそもいろんな意味で試運転は「本気度」が低いわけですから、選手の「試運転ネタ」はほどほどに聞きましょうと言いたいです。もちろん、他の参考資料がないのであれば参考にすべきだと思いますけどね。