昨日、読者の方から質問の「メッセージ」をいただきましたので、それについて解説させてもらいます。




まず、質問はこんな内容でした。



1/14の丸亀12R優勝戦についてです。




スタ展での進入は以下124/563

本番は以下412/356




(白水)の機力はメンバー中では田村より強いと判断してましたが、私は以下の進入予想をしました。

124/356




最悪でも4(白水)がインに入ることはないと、また1(田村)2(濱村)がコースを主張すると予想しましたが、実際にはしませんでした。私の中ではカド受けが機力ありの白水だからこそ、3(中越)の攻めを防ぐと思い舟券を購入できたんです。何故、あのような進入になるのか疑問に感じ恐れながらご質問しました。ただ単に田村が、深い進入に付き合いたくないとも思いますが、よろしければinyaさんの企画でご回答をご検討下さい。



私の見解を書きますね。




「なぜ、あのような進入になるのか?」という質問だとすれば、「たまたま」というのが妥当な見方のような気がします。シリーズ通しての流れを私は知りませんが、もし、白水のピット離れが目立っていたのであれば、イン取りを含めた4の回り込みは想定できますよね。でも、そうでなければ124とか1234と予想するのが普通でしょう。白水はインに固執するタイプではありませんから。



ただ、実際には白水がピット離れでリードしました(ココがたまたまという根拠。ピット離れが五分ならおそらく4は動いていませんから)。だから白水は「内狙い」に出ました。状況的に濱村は枠主張を諦めましたが、田村は違いましたよね。イン主張の構えを見せました。でも、そこでも白水は引く素振りはなく艇を前方に向けました。田村はそこで瞬時の判断。インが取れる位置にいながら結果的には2コースを選択したという流れです。




1は「イン主張」をできたけどあえてしなかった、2は「2コース主張」をできる状況ではなかった、正確に言えばそんな感じではないでしょうか?



この質問の回答としは、上記のような背景があって、質問者様のおっしゃる通り、「田村が深い進入に付き合いたくないと思ったから」というのが結論としてすっきりするかもしれませんね。




でも、「深い進入に付き合いたくない」という思いにも個人差があって、そこが意外とポイントだったりする気がします。次回の投稿でその点について突っ込んでみたいと思います。