株初心者の投資法や、
賢いベテラン投資家の投資法は、
どちらも「片張り」投資に分類されます。
※一部の賢いベテラン投資家は、
 場合によって両張りをしていますが、
 これは基本的な部分でペアトレードとは異なる手法です。


片張り投資とは、
「買い」または「空売り」
のどちらか一方だけをする投資法をいいますが、
これらの投資法は、
株価が思惑と反対の方向に動けば損をするという投資法です。


これに対応する投資法が、
両張り、
つまり「ペアトレード」となります。


ペアトレードは、
2つの銘柄について、
片方を「買い」、
もう片方を「空売り」という仕掛けを同時に行います。


もう少し詳しく説明しますと、
ある事象に対して、
ほとんど同じような株価の動きをする
2つの銘柄について、割安な銘柄を買い、
割高な銘柄を空売りします。


こうすることにより、
片張り投資法が持つリスクを
大幅に軽減させることができます。


つまり、トレンドが上になろうが、
下になろうが関係がなくなるということになります。


また大事件に伴う大暴落も
関係がなくなるということになります。


この部分の意味を理解していただけたでしょうか?


例えば、極端な話、Aという銘柄に対して、
「買い」と「空売り」を同時に仕掛けた場合の、
手数料は別として、
相場がどのように変化しても損益にはまったく
関係がないということに近い状態を作り出すということです。


ルーレットに例えるなら、
赤と黒に同時に賭けるような状態です。
どちらの目が出ても、損も得もありません。












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仮に、あなたが数年の歳月を要し、
賢いベテラン投資家のテクニックを
マスターしたとします。


でも安心はできません。


賢いベテラン投資家は、
上昇トレンドと下降トレンドで
投資手法を使い分けていますが、
実はこの手法にも重大な欠点があります。


ひとつには、
上昇トレンドと下降トレンドの切り替わり時期は、
うまくいかないという欠点があります。


上昇トレンドだったので、
「買い」専門で売買してきました。
それではいったいいつ
「空売り」専門に切り替えたらよいのでしょう?


トレンドの転換は、いつも後になってわかるものです。


転換の最中は、
それが押し目(上昇途中の一時的な下落)なのか、
転換なのかはわからないのです。


ですから、トレンド転換がはっきりとするまでは、
賢いベテラン投資家といえども、そ
れまでと同じ調子で儲けることは難しいのです。


ただ、うまくいかない期間は、
その投資法の必要経費と割り切って考えることもできます。
長期のスパンで見れば、
それでも資金を増やすことは可能です。



しかし、もうひとつ重大な欠点があります。


それは、突発的な事件などによる暴落です。

例えば、ライブドアショックや、
米国テロのような大きな事件などが
起きたときに発生するパニック的な暴落です。


これは、いつどこで起こるかまったく予想ができません。


上昇トレンドで、このような事態になると、
ほとんどの投資家が大きな痛手を被ることになります。


賢いベテラン投資家は、
このような事態もあるという前提で、
銘柄の分散・購入時期の分散をしています。


また、その事態から受ける市場への影響度と
いうものを瞬時に判断する勘というものを
もっていますから、「すぐに市場が回復するのか」、
「大きく長く下げ続けるのか」を判断し、
すばやい行動を取ります。


それでも、まったく無傷で済ますということは困難です。
被害を最小限度にくい止めるといった状態が実態でしょう。


賢いベテラン投資家でも、株式投資では、
損失を減らすことしかできません。


投資素人では、トレードなど
ハードルが高すぎます。


常に大きなリスクと向き合わなければならない
市場で、いかにリスクを低く設定できるか?
が、非常に大きなポイントになります。


その問題点を解決できるのが、【ペアトレード】です。
【ペアトレード】による、株式売買であれば、
リスクをトレンドを気にせずに投資ができます。











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さや取りという手法における勝率は、
片バリの様々な手法よりも高いかもしれませんが、
さや取りも相場を相手にするかぎり、
必ずリスクがつきまとう。


高い勝率 = 高い利益率にはならない。
これは、ある程度相場をかじってきた人ならば、
ごくあたりまえのこととして理解できることです。


たとえ9勝1敗であっても、
損小利大になっていなければ、
年間トータルで損益がマイナスになることもあり得るし、
逆に損切りがうまければ、
たとえ3勝7敗であっても、年間トータルでプラスにすることは可能。


個々のトレードに一喜一憂するのではなく、
トータルで損益を考えたい。


そう考えなくてはさや取りを実践していくのは難しい。
そして短期的に利益を上げたい人にも向かない。











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仕掛けたあとに、
一番困ってしまうのがさやが動かないとき。


いわゆる、それまではきれいな周期だったさやが、
突然どちらにも大きく動かなくなり、
小動きで同じ水準でとどまるようになってしまった場合。


これは、信用取引の貸し株料ばかりかかってしまうので、
見切りをつけて切ってしまいます。


見切りが早いのも手数料の丸損ということになるので、
その辺りの調整はあらかじめ設定しておくべきです。


ちなみに私の場合は、
利食いも損切りも、
予定利益の
+80%
 or
-80%
で設定しています。






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さや取り投資を行うのには、
ペアトレードが基本です。
基本的なポイントをまとめました。


2つのペアは同じくらいの金額になるように。
 (・300円のA株を300株と、・1000円のB株を100株など)


指値は約定しない場合があるので、
 寄り付きや引けで注文を出す。

 (引けも約定しない場合があるので、
 なるべく前場の寄り付きか後場の寄り付きに注文を出す)


過去と比べて価格差がひらいた時に
 取引するわけですが、
 必ずその差が縮小するという保証がない。

 (いずれ縮小するだろうと思いがちですが
 信用取引による金利負担もあるし、
 価格差が拡大し続ける場合もあるということを
 まずは理解しなければなりません。
 ロスカットや金額設定などのリスク管理が重要)


同時に手仕舞いするというルールを厳守する
 (サヤ取りの中で売り建て銘柄が上がり買い建て
 銘柄も上がって利が取れてきた場合、
 利益をより多くとろうと考え、
 売りを先に手仕舞い、買いを後で手仕舞おうとするような欲は禁物。)


東証1部銘柄や大型株同士のペアとする。
 (小型株だとちょっとした悪材料によって
 株価が大きく動きやすいし、倒産リスクだってあります。)


取引の前に賃貸銘柄(信用取引の「信用売り」が可能な銘柄)
 かどうか必ず確かめる。

 (「信用銘柄」というのがありますが、これは「信用買い」
 しか出来ない銘柄が多いので要確認です。)


手数料が2倍かかることになるので頻繁に取引するようなスタンスに向かない。


他人がおすすめしているペアで儲けようなんて思わないこと。
 (そんなので儲かるのなら誰でも儲かることになります。)


だいぶ大雑把ですが、
少しまとめました。
このポイントが抑えられれば、
さや取り投資を行う基本です。






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前回の続きです。

賢いベテランの投資家は
どうしているのでしょうか?


賢いベテランの投資家は、上
昇トレンドが終わり、
下降トレンドに入ったと判断すれば、
それまでの「買い」スタイルから、
「空売り」スタイルに変更します。


株初心者の人には、この「空売り」
という概念がわかりにくいですから、
何を言っているのか理解しにくいかも知れませんが、
ここは大切なところです。


「空売り」とは、
最初に「売り」を仕掛け、
その株が値下がりした時点で「買い戻し」を
すれば利益が得られる手法で
あるということだけ覚えてください。


簡単にいえば、
株が値下がりすればするだけ利益になるということです。
つまり、賢いベテランの投資家は、
上昇トレンドでは値上がりする銘柄を見つけ、
下降トレンドでは、
値下がりする銘柄を見つければ儲かるということになります。


どうでしょう。
「空売り」という手法を使える
賢いベテラン投資家は、
「空売り」が使えない株初心者に比べ、
いかに有利な戦いをしているかを
理解していただけましたか?


また「空売り」が使えない株初心者は、
相場が下降トレンドになったと判断したら、
売買を休むことが最も適切な行動となりますが、
これも実際には難しい行動です。


一度株式投資の世界に入りこんだ人は、
その魅力に取りつかれ、
どのような相場環境でも常に、
売買していたいという衝動に駆られます。
この衝動を抑えるのは至難の技です。






前回の記事はコチラ






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株初心者が株式投資を、
始める時のスタイルは、
これから値上がりする銘柄を見つけ、
これから値上がりをするであろう、
タイミングで買い、
これから値下がりをするであろう、
タイミングで売却するというものがほとんどです。



株式投資の入門書にもそう書いてあります。
そのためにどうするのかも、
もっともらしく書いてあります。


日経新聞や会社四季報を読んで有望な銘柄をみつけなさい。
株の王道は、安いときに買って、
高いときに売ることです。


だからチャートを観察し、
上昇トレンドにある株が、
押し目を入れた時に買いましょう。


はじめは欲張らずに、
目標の株価になったら売却しましょう。

また思惑と反対に値下がりしたら、
あなたが許容できる
範囲を超えたらロスカットしましょう。


だいたいこのようなことが書かれています。


野球に例えるなら、
ピッチャーがボールを投げてきたら、
バットを使って打ち返しましょう。
と言っているだけに過ぎません。
間違いだとは言いませんが、
あまりにも大筋過ぎます。


こんなことで儲かるのなら誰も苦労はしません。
こんな投資法で勝てるのは、
相場が強い上昇トレンドにある期間だけです。


いつか必ずやってくる下降トレンドで、
それまでの利益を吐き出し、
やがては当初の資金も枯渇することになります。


その投資スタイルを改めない限り、
必ずそうなります。



続く


次回の記事はコチラ




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さや取り投資をする以前は、
株式取引において、
【今後株価が上がるか?下がるか?】


それを、ある程度予想して、
トレードを行っていました。


しかし、ある程度うまく行った所で、
結局方掛けのギャンブルです。


株価がいつ上がって、いつ下がるか?
誰も知らないことなど、
ギャンブルでしかない。


ギャンブルである以上、
運用資金に対して、
リスクが比例してしまう。


資産運用や、投資をしているにも関わらず、
資金が増えれば増えるほど、
ギャンブルになってしまう。


そんな事私は望んでいないにも関わらず。


リスクを出来るだけ無くすため、
その手法を探し、
答えがさや取り。


これ以上のものが今のところありません。
あるなら是非教えていただきたいですね。



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さや取り実績 2011/09/02

損益      +41,800円
---------------------------------
まるべに  買 + 4,000円
オリックス 売 +37,800円

約定日8月9日
決算日9月2日


このペアは相関性が高く、
優秀なペアでしたので、
ペアトレードが可能と判断したので、
取引開始しました。


しかし、相関性が高いのですが、
利益確定までに時間がかかりました。
優秀なペアで売り、買いともにプラスになりました。
満足できるトレードです。


売り、買い、共にプラスなのは、
良い結果です。


最高にいいペアを探していますので、
メラメラさや取りを実践したい方
メラメラペアの情報を持っている方
メラメラさや取りをやったこと無いので、よくわからない

など、
さや取りに興味を持ってくれた方はメッセージください。

サポートしますので、
一緒にさや取りやりましょう!





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さや取り投資には非常に奥深い
投資法であるために、
私もまだまだ、学ばなければいけない事、
欲しい情報が非常に多いのが現状です。


さて、ここで質問です。
さや取りは、リスクをできる限り少なくした、
投資方法です。
一つの銘柄だけに絞る投資法ではなく、
相関性の高い株銘柄ペアを、トレードしていく手法です。
なので、ローリスク、ミドルリターンと、
考えてください。


他の投資手法と比較してみましょう。
例えば、
Aという投資手法があったとします。
相場の状況によって利益を上げていく手法があったとします。
しかし、この手法には大きな弱点があるのです。
それは、【いつ使えなくなるかわからない】ということです。

【いつ使えなくなるかわからない】じゃぁ、高橋には、わかるのか?
と聞かれても、私にもわかりません。。。
それって、「明日の株式市場は、上がり傾向か?下がりか?」
と聞かれてるのとまったく同じことです。


それって、関東大震災がいつ来るのか答えろ!!
っていうのと一緒ですよね?
そんなに乱暴な聞かれ方をされても答えられませんよ(汗)
それと、そういった類の質問にお答えが出来るのならば、
【さや取り】はやりません。
それがわからないから、
リスクを最大限に少なくする投資手法が私は最適だと考えます。


今後投資を考えているといった方はメッセージください。
お力になれる事が少なからずあると考えますので、
悩んでいましたら、ご相談ください。







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