■定量分析
●株価 3万3800円(10月29日終値)
●PER 4.6倍
●PBR 1.1倍
●ROE 27.4%
●ROA 19.4%
なかなか割安に感じられますが、日本の株式市場というか世界の株式市場が大きく下落している
曲面で株式投資する意欲がそがれていますし、他にも同様に割安で良い銘柄は多数あるので
すぐに株価上昇はしないのでしょうね。
■定性分析
●事業内容
使わなくなったバイクや買い替えのためオートバイを売りたいというニーズは従来あったが、バイク
ユーザー同士による個人売買やバイク取扱い店に持ち込むケースが多かった。そこでオートバイの
買取専門店「バイク王」事業を主力事業として展開。買取後は買い取ったバイクを修理し、
買取からオークションスピーディーな資金回収を可能として、効率的なキャッシュフロー経営を
行なっているのが特徴で、現在の様にキャッシュフローを重視した環境下においては高く評価
出来る企業だと思っています。ちなみにこれらの顧客獲得のための広告を出して得られる
「費用対効果の査定」、バイクの販売相場をデータ化し、販売価格と連動した適性な
買取価格を提示するためのデータを蓄積した「インフォメーションシステム」、買取価格を
査定する査定員のスケジュール管理や地図とナビゲーションを連動させた到着予定時間の
算出を行ないサービスを提供する「運行管理システム」、全国どこで誰が査定しても差がなく、
即座に買取価格を提示出来る「PC査定システム」、在庫管理し適切なオークション会場
への出展・売却を実現するための「商品管理システム」を一連の『ⅰ-kiss』というシステムを
自社で運営・管理していることも同社の強みでもあると考えています。
●アイケイコーポレーションの中期経営計画
売上高 営業利益 経常利益 当期純利益
2008年8月期 24,795 2,098 2,141 1,127
2009年8月期 29,436 2,510 2,569 1,463
2010年8月期 34,456 2,953 3,031 1,727
●出店計画
2008年8月 2009年8月 2010年8月
バイク王「店舗」 91店舗 106店舗 118店舗
ロードサイド店舗 45店舗 45店舗 45店舗
中規模店舗 15店舗 21店舗 25店舗
小規模店舗 31店舗 40店舗 48店舗
●競合他社
アイケイコーポレーションがバイク買取業界でダントツの首位となっていますが、業界第2位は
アークコア(セントレックス3384)、3位は未上場の企業の順番となっています。現在は大変
注目度が低く、不人気な東証2部に属していますが、東証1部を目指していることから
東証1部へ上場する期待も持てます。