メタップスのIPOで目論見書をサラッと読んでみた。ひょっとすると超優良企業に育つ可能性はあるものの現時点ではなんとも判断はできない。
しかし、メタップスが普通の会社ではない事は確かだ。売上10億、15億作って、2億の営業利益で上場しました、みたいな上場ゴールベンチャー企業が多いなか、きっちり投資をして赤字にしている。
27年2月に40億円の第三者割当増資(@2,000円)をしておきながら、このタイミングでIPOしたその意図はイマイチわからんけど。いわゆる、上場前のお友達増資なのか。引き受け先にgumi関連が入っているのが気に入らない。
それはさておき、ヤフー掲示板を覗いてみると、黒字を公言してIPOして、直後に赤字に下方修正した詐欺まがいのIPOの「gumiと同じじゃん」、みたいな書き込みも多数あったが、「全然、ちゃうやろ」というのが俺の意見。
増資で集めた資金は、投資しないと未来につながらないし、投資すれば、その期間損益は赤字になるわけで、個人投資家はその事を理解してんのか? 売上の減少で固定費を賄えなくなって、どうしようもない「悪い赤字」と、将来への投資のために積極的にバンバン投資して意図をもってする「良い赤字」の違いを理解してんのか?と言いたい。もちろん、メタップスは後者だと思う。
以前に一度、社長の佐藤さんに会った事があるが、相当な変人。ただ、個人のお金儲けのために会社をやってるタイプとの印象はまったくなかった。IPOの売出もしてないので安心した。オーバーアロットメントはあるけど、これは証券会社から強く依頼されるもんだから仕方ない。
で、肝心のIPOの成績はというと、ものの見事に外した感じ。主幹事がSMBC日興証券だから仕方ないか、と思うけど、それにしてもIPO価格3,300円で引き受けた投資家のうちどれくらいがロスカットしたんだろうね。証券会社から人気銘柄ですよ的に配分され、初値5,000程度を期待して皮算用してたんならお気の毒。まあ、しかし、このマーケット環境だし、仕方ない。
2016/8期の予想は10月初旬には発表される。2015/8期が赤字なのはすでに公表済みなので、特に、サプライズはないだろう。
社長が2016/8期は黒字を目指すって言ってるんだから、黒字予想を公表するんじゃないのか?って信じてるけど、マーケットは疑心暗鬼なんじゃないかと思う。
というわけで、今日、ボチボチ買ってみた。明日以降は、下がっても買わずに静観する予定。来週以降、さらに下がるようなら、あと1万株は追加してみようとは思うけど、どうなることやら。

「財形新聞編集長の視点の引用↓」
■人工知能を駆使しグローバルにスマートフォンアプリの収益最適化を支援
同社は、「世界の頭脳へ」を経営ビジョンに、ビッグテータ分析に基づき、アプリの成功パターンを学習した人工知能(AI)を駆使、スマートフォンアプリ開発者に対してワンストップでアプリの収益最適化を実現するプラットッフォーム「Metaps」を運営し、最適な広告運用・配信も支援するマーケティング事業も合わせて行っている。同サービスを2011年に開始するとともに、早期に海外展開もスタート、すでに海外展開は7拠点に達し、「Metaps」の導入アプリは、2015年3月末に世界で約20億ダウンロード規模となっている。同社の前期売り上げに占める海外比率は61%にのぼっている。
しかし、メタップスが普通の会社ではない事は確かだ。売上10億、15億作って、2億の営業利益で上場しました、みたいな上場ゴールベンチャー企業が多いなか、きっちり投資をして赤字にしている。
27年2月に40億円の第三者割当増資(@2,000円)をしておきながら、このタイミングでIPOしたその意図はイマイチわからんけど。いわゆる、上場前のお友達増資なのか。引き受け先にgumi関連が入っているのが気に入らない。
それはさておき、ヤフー掲示板を覗いてみると、黒字を公言してIPOして、直後に赤字に下方修正した詐欺まがいのIPOの「gumiと同じじゃん」、みたいな書き込みも多数あったが、「全然、ちゃうやろ」というのが俺の意見。
増資で集めた資金は、投資しないと未来につながらないし、投資すれば、その期間損益は赤字になるわけで、個人投資家はその事を理解してんのか? 売上の減少で固定費を賄えなくなって、どうしようもない「悪い赤字」と、将来への投資のために積極的にバンバン投資して意図をもってする「良い赤字」の違いを理解してんのか?と言いたい。もちろん、メタップスは後者だと思う。
以前に一度、社長の佐藤さんに会った事があるが、相当な変人。ただ、個人のお金儲けのために会社をやってるタイプとの印象はまったくなかった。IPOの売出もしてないので安心した。オーバーアロットメントはあるけど、これは証券会社から強く依頼されるもんだから仕方ない。
で、肝心のIPOの成績はというと、ものの見事に外した感じ。主幹事がSMBC日興証券だから仕方ないか、と思うけど、それにしてもIPO価格3,300円で引き受けた投資家のうちどれくらいがロスカットしたんだろうね。証券会社から人気銘柄ですよ的に配分され、初値5,000程度を期待して皮算用してたんならお気の毒。まあ、しかし、このマーケット環境だし、仕方ない。
2016/8期の予想は10月初旬には発表される。2015/8期が赤字なのはすでに公表済みなので、特に、サプライズはないだろう。
社長が2016/8期は黒字を目指すって言ってるんだから、黒字予想を公表するんじゃないのか?って信じてるけど、マーケットは疑心暗鬼なんじゃないかと思う。
というわけで、今日、ボチボチ買ってみた。明日以降は、下がっても買わずに静観する予定。来週以降、さらに下がるようなら、あと1万株は追加してみようとは思うけど、どうなることやら。
「財形新聞編集長の視点の引用↓」
■人工知能を駆使しグローバルにスマートフォンアプリの収益最適化を支援
同社は、「世界の頭脳へ」を経営ビジョンに、ビッグテータ分析に基づき、アプリの成功パターンを学習した人工知能(AI)を駆使、スマートフォンアプリ開発者に対してワンストップでアプリの収益最適化を実現するプラットッフォーム「Metaps」を運営し、最適な広告運用・配信も支援するマーケティング事業も合わせて行っている。同サービスを2011年に開始するとともに、早期に海外展開もスタート、すでに海外展開は7拠点に達し、「Metaps」の導入アプリは、2015年3月末に世界で約20億ダウンロード規模となっている。同社の前期売り上げに占める海外比率は61%にのぼっている。