第3弾です。


ーヘッドベースについて①ー

色々頭の中で練ったり、リアル系かつ鳥のヘッドベースなんかの画像をネットで探して見当をつけてから始めます。

百均の発泡スチロール製ヘッドマネキン(100円ではない)に新聞紙や模造紙を巻き付けてガムテープで留め、芯を作っていきます。細部は粘土を盛ってあとから造形するので気にしなくても良いです。クチバシの芯はコスボード(ライオンボード/EVAボードと同義)です。これも百均にも売っています。芯材は必要でしょうがコスボードを使う必要だったのかは未だにわかっていません。

画像では上下クチバシが同化していますが、哺乳類とはワケが違うので、後に出てくる画像の通り上下クチバシは分けて造形することになります。

ここで大体造形すべき要点(目の穴や鼻の穴など)をかきこんでおくと造形すべき部分のズレが少なくなるので良いです。

造形のパートはとくに、写真をとって確認しつつやりましょう。左右対称に調節しやすいです。美術に学のあるひとには常識なのでしょうが、立体視は立体的に見えるかわりに脳みそを通して両眼の画像を合成しなくてはならないため歪みが多く、見たものの形をアウトプットしてブラッシュアップするのにはあまり向いていません。片目を瞑るのも歪みがないので確認には良いです。私は美術に学がないので中学生のときに気がつきました。歴然とした差があることに…

ここで問題が発生!工作スキルの足りない私は、こんな問題にブチあたりました!ガムテープには粘土がまったく付きません。つけても自重で

ポロポロ落ちてきます。そりゃそうだ。ということで、張り子で無理やり粘土がつく面を増やしていきます。適当な和紙(花紙や習字用紙)をちぎってボンドを溶かした水と水を併用して貼り付けると出来上がりです。詳しいやり方は調べてください。超カンタンです。

あとは粘土を盛っていくだけで原型は完成です。
こういうものは一晩おくと歪みがみえたりするものなので、急いでいないのであれば数日かけても良いと思います。なんせ右も左も見えないので、原型は丁寧すぎるくらいに作ってみても良いのかもしれません。試行錯誤する時間がどうしても多分に出てくるので、その一環です。あとこいつには耳があるのですが、耳は直接この原型に盛ってはやいとこ造形してても良かったな…と思いました。動かすのであれば別ですが。



(次回へ続く)