皆さんは犬🐶猫😺の殺処分が年々 減少傾向 になっていることをご存知ですか
犬猫の殺処分の現状
上のグラフは犬、猫の殺処分数の推移を表したものです。
赤が犬🐶、グレーが猫😺で表されています。
このグラフから年々、犬猫の殺処分は減少傾向にあることがわかりますよね
しかし、、、
今でも「可愛くなくなったから」「引っ越して飼えなくなった」など
安易な理由でペットを捨て、保健所の収容される犬猫が後を絶ちません、、。
犬や猫が捨てられる原因として次のようなことが挙げられます。
①飼い主不明
迷子、負傷、廃棄、野犬。飼い主不明で収容されるのは犬のみ
②飼い主からの引取
H31年度 飼い主による引取理由
犬🐶 1位、家庭の事情 27%
2位、所有者の病気 21%
3位、近隣の苦情 16%
猫😺 1位、予定外の繁殖 52%
2位、転居 18%
3位、近隣の苦情 17%
特に、猫は犬よりも収容数が倍以上多く、その理由として
猫に対する誤った認識・誤解が根強い
ことが挙げられます。
・放し飼い…事故、喧嘩、感染症、出産の多発につながる。
・野良猫に餌を与える…繁殖し、収容数が増える。
これらの現状を解決するために、
私達が犬猫の殺処分数の現状、収容数を減らすためにできること6選を紹介します
私達ができること6選
①今ペットを飼っている人は最後まで責任を持ちそのペットを飼う。
これは勿論のことですが、最後まで責任を持つことができないひとはペットを飼うことはできません
最後まで責任を持つことができる人とは次のような条件を満たしている人です。
□20歳以上〜概ね65歳未満
□家族全員の同意を得ていること
□避妊去勢手術の実施できる
□他に動物を飼養していない
□マイクロチップ等で所有者明示をすること
□生態を理解している
□近々転居する予定がない
□アレルギーがない
□自宅の動物飼養を禁止されていない
□近隣の理解を得れる
□生涯に渡りペットを飼養に必要な費用を負担できる
ペットを飼っている方も飼っていない方もチェックしましょう
②野良猫には餌を挙げない。
皆さんの周りに近くの野良猫をみて「可愛い」「可哀想」という理由で餌をあげる人がいませんか?
しかし意外にもそのような行動により野良猫が繁殖し、収容される数が増え、殺処分される数が増えるというスパイラルが起きてしまうのです。
可哀想だから・・・と餌をやることでより多くの可哀想な子猫を生み出すことになるのです
※また、今猫を飼っている人は次の2つのことができているか確認してみてください🙏
①完全室内飼育
②所有者明示(マイクロチップ、迷子札など)
これらをきちんと行うことで予想外の繁殖を防ぐことができるので収容数を減らすことに繋がります
③体調が悪い場合、病院へ連れて行く。
飼っているペットが体調が悪い状態になっていても「すぐ治るだろう」「こんな時もあるだろう」とペットを病院へ連れて行かない人がいます。しかし、それが大きな病気に発展し、また犬猫を捨てる理由の一つとして「重い病気」があることからすぐに病院へ連れて行くようにしてください。大きな病気にならないための予防も行うと安全でしょう。
また犬を飼っている方は、狂犬病予防注射を必ず打ってください
④しっかり餌を上げる。
当然のことですが、犬猫は自分で言葉を発して「お腹が空いた」ということができませんよね?
犬猫は我慢をしているのです。それに気づき餌をあげることが非常に大事です。
⑤避妊去勢手術の実施
可哀想な犬猫を生み出さないために、また繁殖のストレスから開放するために繁殖制限をしましょう
【避妊去勢手術の効果】
①かみつき、ひっかきなどの攻撃行動が減る
②大きい鳴き声、においの強い尿をスプレーするマーキング行動が減る
③外にでる回数が減り、迷子になりにくくなる
④望まない妊娠・出産や病気のリスクが減る。
⑥適切な環境で飼う
適切な環境とは、
□遊び場がある
□飼育場所は清潔である
□糞を放置していないか
□悪臭がしない
□エアコンで温度調節ができる
あなたはペットたちの適切な環境になっていますか改めて見直してください!
犬、猫の殺処分を減らすために以上の5つのことを約束してください。
ご協力お願いします