久々に何か書いてみましょう。
「ねえ、あずさ~どうしよっか?」
とあるバーガーショップで、梓と純は新入生歓迎ライブの打ち合わせをしていた。
「私がベースで、あずさがギター・・・ういがキーボードで・・・だめだ、メンツ足りないよ」
そう言うと、純はテーブルにつっぷしてお手上げ~のポーズをとる。
「ねぇ、きいてる?あずさ」
「え?あ、うん・・・なに?」
「・・・全然聞いてないじゃん・・・」
そう、あずさは卒業式の日からずっと心ここにあらず状態だった。
「先輩たちが卒業して、気が抜けたのもわかるけど、部長なんだからしっかりしてよね!」
「ご、ごめん・・・そんなつもりじゃ・・ないんだけどね・・・」
「だいたい、憂も憂よ、今日は大事なミーティングの日だってのに欠席なんて!」
純は、ポテトをごっそりつかみとり、いっきにほおばった。
「しかたないよ、唯先輩の引越し手伝いだもん」
「引越しって言っても、業者さんがぜんぶやってくれるんでしょ?なんでついてくかな~いいかげん姉離れしてほしいよね」
「そう・・・だね」
「そういや、唯先輩は一人暮らしでしょ?憂がいなくてやってけるのかな?無理っぽいよね」
唯たちは春からみんな同じ大学へ通うことになっている、そして唯はついに一人暮らしをする決心を決めたのだ!(原作最終話参照)
「きっと・・・『うい~さみしいよ~TヮT』ってことになるのがオチだよねw」
ガタンッ!!
梓が立ち上がってテーブルをたたき、大声をあげた。
「唯先輩はいつまでも、子供じゃないんだから!純もあんまり唯先輩をバカにしないで!!」
周りの客の視線が梓に向いてることに気づき、梓は我に返った。
そして急に恥ずかしくなって、そっと何事もなかったように再びいすに座った。
「・・・・」
そっぽを向いたまま、純は言った。
「どんだけ前の軽音部が楽しかったかよくわからないけど、今は私たちが新しい軽音部なんだけどな・・・あずさってば前の軽音部の事ばっかり考えてるんだもんな」
「え、あ・・・ごめん、でも純があんまり唯先輩バカにするから・・・」
「はいはい、ごめんなさい・・・あ~あ、わたし帰るね」
「あ、純!」
純は自分のトレーをかたづけて、店をでた。
「・・・・純」
けいおん!!!
(勝手に第3期妄想。)
♯1「解散?」
つづく・・・かな?