結局
なにも分からなかったこなつ
CT画像を他の先生にもみてもらいましたが
どの先生も首を捻っていました
なんとか5さいの誕生日を迎えられましたが
病名がわからない
治療ができない
唯一効いていたステロイドを中止して
いちかばちかの勝負です
カルシウム値が上昇してきた頃を見計らい
L-アスパラギナーゼを投与しました
ホームドクターはリンパ腫を疑っていたの
リンパ腫にしか効かず
副作用も少ない
そう説明をうけ投与したのですが
翌日 具合が悪くなりました
休診日だったので他院で点滴と吐き気止め
3日目に、カルシウム値を測定したところ
上昇していました
食欲もなくなってしまい
強制的にシリンジでフードを
こなつの体調はどんどん悪くなっていて
抗癌剤は効かなかったとの判断のもと
ステロイドを服用することになりました
リンパ腫の可能性はここで消されました
リンパ腫じゃなれば
こなつ、元気になれるかもしれない!
先生は
ステロイドが効く何かが
こなつにイタズラしてるのだろうと
色々な文献をあさってくれ
お友達も
それまでの経過をみて非定型アジソンじゃないないかと心配してくれ
検査もしてはみたのですが
どうも違うようで…
ただ、この頃は薬が効いてこなつの調子がよく
短い時間ですが室内ドッグランで遊べてもいて
おねだりもするようになっていました
きっと治る病気だろうから
診断がつくまで頑張ろう
そう思っていたお盆中
こなつが体調を崩しました
かかりつけの病気はお休み
他院で対応してもらうも
ホームドクターに気兼ねしているのか
簡単な処置しかしてもらえず
ごはんはシリンジで
休みが明けて
やっと先生に診てもらえたら
腎不全になってしまっていて…
こうなると
病院で朝から晩まで静脈点滴です
帰ってくると
こなつは疲れはてて寝るだけ
可哀想で
心配でなりませんでした
ステロイドはもう効きません
カルシウム値は高いまま
連日点滴に通い
腎臓の数値が落ち着いてくると
ホームドクターからは
もう 出来ることは無い
と言われてしまいました
このまま2週間ほどで
こなつは逝ってしまうだろうと
納得のできない私は
対応の出来る病院を紹介してくれと詰め寄りました
県内の専門病院は
予約が取れるのは9月の半ば
1ヶ月も先です
その頃には、こなつの命はもうないだろう
と言われて…
遠くても良いから
高度医療が出来てすぐに診てもらえる病院は無いのですか!
ここで ようやく
日本動物高度医療センターJARMeCに辿り着いたのでした
ちょっと行ってくるでし
そんなつもりだったのだろうけど
こなつは不安でいっぱいだったんだろうな