看護師というのは、外来で勤務する場合も病棟で勤務する場合も、いつも患者の身近にいる存在です。患者の問診をしたり、医師に指示された処置を行ったりします。また、病棟では患者が自分で行うことのできない、日常生活の援助やケアも仕事の1つです。そのため、病室を定期的に訪問したり、ナースコールがあればすぐに対応したりしなければいけません。一方、理学療法士というのは、基本的にリハビリテーション室にいて、患者にリハビリを行う仕事です。そのため、常に患者の身近にいるというわけではありません。そこが看護師と理学療法士の大きな違いです。

しかし、実際のところは看護師が患者に対してリハビリを行うこともあります。この時には、看護師が理学療法士から指導を受けたうえで、医師から許可された範囲でのマッサージや可動域訓練、日常生活動作の向上のためのリハビリを行うのです。あくまでリハビリというのは、理学療法士が専門であるということは覚えておかなくてはいけません。

なお、看護師と理学療法士の働き方を比較した場合、看護師は夜勤にも携わらなければならないことが多い一方で、理学療法士は基本的に日勤帯のみの勤務となります。例えば、リハビリでトイレ移動の練習を日中に理学療法士と行ったとしても、その数回で終わることもあるのです。看護師と理学療法士はどちらも患者の回復をサポートする仕事ですが、仕事内容を比較してみると全く異なることがわかります。この2つの仕事については 【http://kangoshi-rigakuryohoshi.biz 】でも取り上げられており、目を通してみるとさらにその違いをよく理解できるでしょう。