みなさま、こんにちは・こんばんは!
末梢血幹細胞移植のドナー体験を綴ったこのブログも、いよいよ終盤に差し掛かってきました。
はじめましての方は、さかのぼって、”はじめに”・”その1” あたりからお読みいただけると幸いです。
前回は、4時間弱に渡った末梢血幹細胞採取が、ようやく終わったというところまでを書きました。
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◆採取後、まさかの報告にあ然!
無事採取が終わりました。
お昼ももちろん食べてませんが、じっとしていただけなので、おなかも減りません。
相手先の病院に送る検査用の血液も採らせてくださいとのことでしたが、チューブに残った血をチューと吸い取って終了。
あとは、パックに集められた造血幹細胞ちゃんたちが無事に北海道の患者さんのもとへ届けられるのを祈るばかりです。
人生初の車椅子に乗せられて、病室まで帰り、ベッドに座って、無事にお役目を果たせたと、一安心です。
もう、2時もだいぶ過ぎていますが、これから昼食です。
今回のメニューは、カレーライスと温野菜のサラダです。食薬があまりないときに、スパイシーなカレーが出たのはナイスタイミングで、とてもありがたかったです。
さて、遅い昼食のあと、すっかり、明日退院する気になっていた私に、病室を訪れた看護師さんからまさかの一報が。
「あの~、もう一回採取になりました。 取れた造血幹細胞の数が少なかったみたいで…。」
そういうケースがあるのは十分知っていました。ですが、これまで順調だったので、自分がまさかそんなレアなケースに当たるとは思ってもみませんでした。
夕方、様子を見に来てくれたコーディネーターさんも、自分の受け持ちの男のドナーさんでは初めてだといっていました。
夜に、病室を訪れてくれた先生によると、採取が2回になってしまうのは、それほど珍しいことではなく、G-CSFの注射が効き始めるタイミングの個人差によるものだと言うようなご説明でした。
お休みを頂いている会社の社長様に渋々LINEで報告し、家で子どもたちの面倒を見てくれているお義母さんにも連絡し、少しだけ複雑な気持ちで床につきました。
◆もう一度同じ一日を…。 そして退院。「これより帰社します!」
さて、昨日の採取から一夜明け、今日は、本来だったら退院のハズだった日です。
昨夜の先生からの説明によると、採れた細胞数は予定の半分だったらしく、今日も昨日とまったく同じスケジュールが組まれました。
よって、朝からG-CSFのお注射と、食後のカルシウム剤の服用です。
前回、書きませんでしたが、採取日の前日から、G-CSFの注射とは別に、カルシウムの顆粒の内服薬を処方されていました。
これは、採取中に点滴で血液中に加えられる抗凝固剤(採取した血液が機械の中で固まるのを防ぐ薬)の影響で、手足や口の周りにしびれが現れるのを防ぐためのお薬です。特に苦くもありませんが、今朝はもう飲むこともないと思っていたのですが...。
そして2回目の採取も、しびれなどが出ることもなく、無事に終了しました。
気になる採取結果は、見事、昨日の倍以上採れたとのこと。昨日の分とあわせ、予定数の1.5倍は確保できたようです。
ちなみに、2回目の採取でも必要量に満たなかった場合でも、決まりにより、3回目の採取はないそうです。
相手先の病院スタッフさんよりのあたたかいお手紙と引き換えに、僕の造血幹細胞ちゃんたちは、北海道の新しいご主人さんのもとへ旅立っていきました。
このあと、入院最後の夜にしたことは、このブログの元ネタの体験メモをまとめたことと、今の気持ちを忘れないように、患者さんへの手紙の下書きをしたことです。
そして迎えた退院の朝。
おとといの夕方、退院1日延期を伝えたLINEに、「忙しくて死ぬ!今日とれ!」 と返信してきた社長様に、「これより帰社します!」 と一報を入。れ、10時に無事退院。
お世話頂いた病院スタッフのみなさまとは、なごり惜しいお別れです。
築地場外市場で美味しそうな卵焼き(おみやげ?)を買って、パソコンやら本やら着替えやらの入った重たいバッグを引きずりながら、会社へと向かいました・・・。
(※注. その日働いたのはちょっとだけ。。ホントにちょっとだけですよ)
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読みにくい長文に、さいごまでお付き合いいただき、ほんとうありがとうございました。
今後、後日談や、ドナー支援事業奨励金などのお金の手続きのこと、いつになるかわかりませんが、書かせていただいたときには、またよろしくお願いいたします。


