ファスティングはプチ断食とも呼ばれ、一時的に胃を空にすることで、胃を休め、体内の老廃物を排出し、ダイエットに役立てようというわけです。
太るということは老廃物が蓄積されていることもありますが、ストレスを感じているということでもあります。
実は、人間が睡眠を長時間取るのは、内蔵などの疲労を回復するためとも言われています。
したがって、胃を休めることは疲労を溜めこまないこと、つまりストレスを溜めないことでもあるのです。ファスティングは胃を休めることに他なりません。
酵素を摂取しているとはいえ、固形物をとらないので、胃はほぼ完全に休まっていると言えます。
運動をすることを考えればわかりますが、激しい運動をした後に休憩をし、その後運動を再開する時、人はどのように体を動かしはじめるでしょう。
それは、ゆっくりと動かし始め、徐々に激しくしていくでしょう。
ファスティングと、ファスティング後の食事についても同じことが言えるようです。
ファスティングで休めた胃に、いきなり大量の食物を放り込むのはNGです。
カロリーが高いものもそうでしょう。この場合には、油などが少なく、消化にいいものが求められます。例えば、和食全般、特におかゆや鍋などはおすすめでしょう。
具材が柔らかくなっていますし、栄養価も高いからです。
このように、ファスティングはファスティングだけでダイエットを行うというわけではなく、生活全般、とくに食生活を改善していくことでダイエットを達成するものなのです。