その日はもう、
頭の中も胃袋も、
完全にそのラーメン屋さん一色でした。

(結構しょっちゅうあるけど)
こういう時って、
だいたい人生は思い通りにいかないものです。
口笛

どうしても食べたいラーメン屋がありまして。
暖簾をくぐる瞬間まで、
今日はもうそれ以外ありえない、
くらいの気持ちで向かったんですが、
到着してみると、
まさかの定休日。



貼り紙を見つめる時間が、
やけに長く感じました。

ここで帰る、という選択肢はありません。
口の中はもう、完全にラーメン仕様。
ということで、
近くにあった別のお店へ。
正直、
「まあ、しょうがないか」
くらいの気持ちです。


鶏白湯だと!

こってりからあっさりこっさりへチェンジ!


鶏白湯ラーメン。

とりしらゆではなくとりぱいたん
正直、今日は
“こってりラーメン屋の一杯”
を食べる予定だったので、
心はまだそっちにいます。
でもまあ、
背に腹は代えられません。

待つこと数分。
鶏白湯ラーメン、登場。
白く濁ったスープが、
なんだか優しそうです。
一口すすってみると、



……あれ?
思っていたより、
かなり美味しい。
いや、
かなりどころじゃないです。



鶏の旨みがしっかりしていて、
こってりしているのに重くない。
麺にもちゃんと絡んでくるし、
気づけば無言で食べ進めています。
さっきまでの
「定休日ショック」は、
どこかへ消えていました。

気づくとスープも、
だいぶ減っています。
本来の目的を忘れて、
目の前の一杯に集中している自分がいます。
こういう裏切り方なら、
納得できますね口笛


強がってないよ!本当だよ