下記は、敬愛する安保徹先生の2013年6月19日(星陵会館)の講演の書起こし(一部)です。
今から15年位前、透析に入っている人の人数を見たら10万人でした。
丁度その頃一年に一万人位患者が増えてるというので、15年経ちましたから25万人になったのかなと思い最近の統計を見てみたら40万人になっていました。
医学が発達していたら一万人を5千人にしたり4千人にできるはずなのに、むしろ一年に2万人規模で新しい透析患者が入っている。
透析に入る人の人数の増加を止められないのは、「なぜ、急性腎不全や慢性腎炎になっているか?」、根本的な原因を専門家が理解してないからなんです。
過酷な生き方で血流障害が起こって血流が悪くなると、尿を作れないのです。
腎臓は大量の血流から原尿を作り、電解質や水分を再吸収し尿を作っているのですが、出だしの血流がないと腎臓は十分働けません。
その血流を悪くしているのは、生き方の過酷さなんです。
透析に入った人の何人かに透析前の状況を聞いてみると、皆殆ど徹夜みたいな生き方が何日か続いていたとか、悩み事が続いて顔色が悪かったとか、独特の血流障害が来て腎臓をやられていたとか、答えます。
このタイミングで病院にいくと、浮腫が来ているし、蛋白尿が出てるし、血液検査で腎機能低下のデータがでます。
そこで利尿剤の投与と血圧を下げる治療が始まります。
ところが、これが決定的に血流を悪くする治療になっているのです。
利尿剤は尿の再吸収を低下させ尿を増やすので身体の水分量と関係無く尿を出すので喉が乾いてすごく苦しみます。
血液を更に濃縮していくので更に血流を低下させます。
普通の臓器は血液が回ってこなくても耐えるしか無いのですが、腎臓は血流を呼び込む独特の自前の装置を持っています。
一つは、骨髄に働きかけ造血を促す因子を再生する装置です。
この装置で、わたしたちは血流を増やしたり減らしたりする調節を行っているのです。
もう一つ、腎臓は血圧を上げる装置を持っています。
ですから腎性高血圧といって腎臓が悪くなると、血圧を上げることができます。
血圧計で測れない程血圧を挙げることができます。
200ちょっとなら腕を締めつければ測れるけれど、250、300となると血圧は測れません。
血圧が上昇することを現代医学はまるで身体の失敗のように捉えて、降圧剤で血圧を下げにかかります。
ところが、腎性高血圧は血圧を上げて腎臓に血流を呼び込む為の反応なのです。
だから意外と急性腎不全で生き返る人、透析やってもやめれる人は血圧が高い人、薬に抵抗力が高い人が助かっているんです。
このように、腎臓の専門家の所に行くと、利尿剤と降圧剤で徹底的に血流を止められ透析に入ってしまいます。
透析に入るかどうかの判断には、一月位様子をみてください。
このとき、薬を半分に減らし、身体を暖め、程々の水分を採って血流を増やせば一週間で完全に透析から逃れることができる場合が多いのです。
更に、私の体験で驚いたのが、透析に入った人でも身体を暖め、程々の水分を摂りだすと自前のオシッコが出てくるんです。
透析に入るとすごく水分を制限されますから自分の腎臓は使わないという状況になってしまいます。
腎臓の専門家でない先生に診療してもらった場合は、
腎臓が悪くても透析に入るまでにはならないのです。
透析に入っている人たちは、殆ど腎臓の専門医にかかっている人たちです。
乳酸菌生産物質は、直接腸内の免疫機構を刺激することで、
身体全体の機能活性を促すものとして注目されています。
この乳酸菌生産物質は、本来善玉菌が腸内で作り出しているものなのですが、
体外でも作り出すことができます。
私は乳酸菌生産物質として評価の高い天然美通をお勧めしております。
新潟大学名誉教授 安保徹博士の講演動画一覧
1.ガンは強いストレス状態で発生するが、新しい免疫学で退治できる
2.働きすぎ、悩みすぎ、薬の飲みすぎが免疫力を低下させ病気を呼ぶ
8. 透析になりたくなければ医者にかかるな!? 武田・安保見解一致。