ネパールの首都カトマンズの民芸ホテル「ドゥワリカ」に宿泊したのは、ネパール大地震(2015年)の前年でした


5つ星級のホテルは、後方の額縁の中のドゥワリカ氏が失われて行く寺院などを引き取って建設したものです


施設内の彫刻は、目をみはるものばかりでした




ホテルでの朝食はなかなか立派でした





手前の膨らんだパンはプリと呼ばれるもので、隣国インド由来のものと思われます


この国はヨーグルトもおいしいのです





ネパール地震は、死者数は4,000人近かったという記憶です

あれから10年の歳月が経ち、今度は大洪水で死者200人と聞きます

10年前、カトマンズの家庭に入って習ったモモ(ネパールギョーザ)は、ピリ辛のトマトたれを付けて食べるもので、私の自慢料理となりました

私が作ったモモ



蒸しあげたものです




かつて日本の家庭で普通に作った枝豆の塩茹でや、ほうれん草のお浸し、きんぴらごぼう、稚鮎の甘露煮などの盛り合わせを作りながら、廃れて行く日本の家庭の味に危機感を感じる料理研究家




かの国ネパールではモモが震災を乗り換える大きな力となり、人々を幸せにしてほしいと願っています

食べ物が持つ力は、困難を乗り換える力です