副腎皮質刺激ホルモン放出ホルモン が学習上現れる度、つっこみたくなるのは私だけであろうか。甲状腺刺激ホルモン放出ホルモンと併せて異色を放っている。

 

そのままじゃん! しかも名前が長すぎる!

 

機能がそのまま名前になっているのは、人体に関する浅い知識の中を探っても他にはないと思う。あぶみ骨のように形状が似ているものから名前がついたものは多いが、機能がそのまま名前になっているのはこれくらいだろう。学ぶものにとってはわかりやすいから歓迎だ。他の名前も機能そのものにしてくれれば、わかりやすいのに。食道は「食物蠕動管」という具合に。肝臓の役割は100以上もあるらしいから「マルチ機能器」でどうか。

 

しかし、英語は副腎皮質刺激ホルモン放出ホルモンは corticotropin-releasing hormone, CRH、甲状腺刺激ホルモン放出ホルモン thyrotropin-releasing hormone, TRHとなっていて、日本語そのままじゃない。これだけ、一般民がわかりやすいように誰かが配慮して日本語名を作ったか。

 

しかし、これを通訳する場面に出くわしたら舌を噛みそうでこわい。このホルモン名を初めてきく患者の方もぼ~っとしてしまうだろう。

 

副腎皮質刺激ホルモン放出ホルモンは、副腎皮質刺激ホルモンを放出させるよう促し、副腎皮質が刺激される。まどろっこしい。自分でできることは自分でするをモットーとする私としては、自分で副腎皮質を刺激すればいいのにやらないえらそうなやつということで少しいらっとする。例えるなら、自分の席の隣にゴミが落ちているのに、部下に指示して、さらにその部下はさらに下の部下へ指示してゴミを拾わせる、という構図が浮かんでしまうのだ。まあ、人体がそうなっているのだからしょうがいないけど。