じっくりと、見てみました

じっくりと、見てみました

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タッセルの次に流行するのはキルトというわけではないでしょうが、フラテッリ ロセッティ(FRATELLI ROSSETTI社はキルトも用意しています。今回紹介するキルトシューズは、レースアップのキルトではなく、ホールカットのスリッポンにキルトを付けたタイプ。アッパーの素材もクドゥですが、前回のタッセル同様、ホールカットのスリッポンの面影はありません。\59,850トゥモローランド0120-983-522




プレーンなヴァンプ部とキルト
の対比が面白いデザインになっ
ています。




 
タン部分を折り曲げてキルトを
付けるデザインもありますが、
ご覧のようにフラテッリ ロセッ
ティのキルトは別パーツ。スト
ラップがポイントです。




 
ストラップのDリングにはFRA
TELLI ROSSETTI
の文字が。



 
コレクションラインはフィルマ
FIRMA)です。




 
トゥスプリングはかなりありま
す。ロープロファイル(靴でこ
んな言葉は用いませんが)なサ
イドシルエットです。




 
ヒールの内側はグリーンに着色。



 
ヒールサイドとコバは黒色仕上
げです。




 
 ヒドゥンチャンネルで仕上げら
れています。製法はマッケイ。






















日本ではこれからといったところでしょうか、ヨーロッパではタッセルが流行中のようです。

フラテッリ ロセッティ(FRATELLI ROSSETTI社のタッセルはいくつか種類がありますが、今回紹介する靴は前回紹介したホールカットのスリッポンにタッセルを付けたタイプです。アッパー素材もクドゥ。あのスリッポンの仕上げは素晴らしく、プレーンなデザインで十分だという気もします。わざわざ他のパーツを付けるなんて暴挙ではないかと。しかしその雰囲気を壊すことなく、見事なタッセルに仕上がっていることに驚かされます。

モカのないタッセルは、とてもスタイリッシュ。スーツやジャケットからハーフパンツまで、カジュアル寄りコーディネートに、このタッセルは欠かせないでしょう。今の季節から来年の夏まで大活躍してくれるはずです。\59,850トゥモローランド0120-983-522






タッセル自体のデザインや取り
付け方法はいろいろありますが、
フラテッリ ロセッティはご覧の
ようなデザインです。取り付け
位置は足首側に近いといえます。






レザーの紐がトップラインを1
周しているオーソドックスな仕
様です。






モカステッチのあるタッセルロ
ーファーが多い中、フラテッリ
ロセッティのヴァンプはプレー
ン。






結構な量のトゥスプリング。





コレクションラインはフィルマ
FIRMA)。






ナチュラルカラーで仕上げられ
たソール部。製法はマッケイ、
ヒドゥンチャンネルです。






グリーンに着色されたヒールの
内側。






半革ラスター。化粧釘の打ち方
は他のフィルマと同じです。






ヒールはもちろん本積みです。





















以前、イタリア産カーフ・ダグラスを使用したホールカットのスリッポンを紹介しました。この靴は素材違いです。

アッパーの素材は起毛革のクドゥKudu。鹿に似たウシ科の動物で、普通のスエードより厚いのに柔らかく、独特の高級感を持っています。フラテッリ ロセッティ(FRATELLI ROSSETTI社が使用しているのは野生のクドゥ。この野生のクドゥは傷が多くカット取りできる部分は限られています。そんな素材を使用して、縫い目が踵部分しかないホールカット(大きい革を使用しなくてはなりません)のローファーを作っているのです。フラテッリ ロセッティならではのこだわりといえるでしょう。

はき心地はかなりいいはずです。すべての人に当てはまるわけではありませんが、合う靴がないと悩んでいた外反母趾の知人男性がこの木型の靴を購入したところ、何の苦痛もなくはけたと喜んでいました。\59,850トゥモローランド0120-983-522

次回と次々回はこの靴がベースのタッセルとキルトを紹介します。





プレーンなヴァンプがこの靴の
特徴です。





シューレースがあるわけではな
いのにフィット性がよく、とて
もはきやすい靴に仕上がってい
ます。





今を感じさせるデザイン。トゥ
スプリングの量が大きいのでシ
ューツリーの選択が難しそうで
す。





コレクションラインはフィルマ
FIRMA)。





後ろ姿。スタックドヒールです。




こげ茶色のソール。製法はマッ
ケイ、ヒドゥンチャンネルです。





ヒールの内側はフィルマなので
グリーンに着色されています。



















メダリオンもパーフォレーションもない黒色の内羽根ストレートチップといえば、ドレス度がかなり高い靴に分類されます。冠婚葬祭からビジネスまでフォーマルな場がふさわしい靴なのですが、今回紹介するフラテッリ ロセッティ(FRATELLI ROSSETTI社のストレートチップは、それ以外のちょっとカジュアルな場でもはきこなせそうな適用範囲の広さを感じさせます。理由はフォルムとカーフの質感のためでしょう。素材は前々回のセミブローグ前回のフルブローグと同じアンティーク風カーフです。

製法はマッケイ。見た目のボリューム感からは想像できないほど軽量に仕上がっています。\59,850トゥモローランド0120-983-522






ピカピカに磨いてはきたくなる
キャップトゥ。






製法はマッケイ。前回と前々回
に紹介した靴のようなグッドイ
ヤー風ステッチの飾りはありま
せん。






レースステイ部やタンのステッ
チもダブル。その幅はとても狭
く仕上げられています。シュー
レースはコットン100%の丸ひ
も。






パーフォレーションもメダリオ
ンもない最もフォーマル度の高
いストレートチップです。






ダークブラウンに着色されたソ
ール。ヒドゥンチャンネルです。






踵部のデザイン。





コレクションラインはフィルマ
FIRMA)。





ヒールの内側をグリーンで着色。
フィルマの仕様です。





ドレスシューズなので、ラバー
部分の面積は小さめです。















前回紹介したセミブローグのフルブローグバージョンです。日本ではついこの間まで、ウイングチップはカジュアルすぎて人気がないといわれていましたが、最近また需要があるようです。

フラテッリ ロセッティ(FRATELLI ROSSETTI)社のこの靴は内羽根ではなく外羽根。アイビー&コンチ世代は外羽根のウイングチップというとアメトラを連想してしまいます。しかし、この靴にそんな雰囲気はありません。スマートで内羽根・外羽根を意識させないフォルムです。

 

全体のテイストはセミブローグと同じで、クラシックというよりどちらかというとトレンドを感じさせる雰囲気となっています。

色はダークブラウン。素材は前回のセミブローグと同じアンティーク風カーフです(磨くと渋い光沢が出るそうです)。コバもグッドイヤーウエルト風の作りになっています。\59,850トゥモローランド0120-983-522





 
ロングウイングチップではあり
ません。




 
ピンキング(革の縁のギザギザ
模様)のないウイングチップで
す。




 
外羽根のウイングチップとはい
え、カジュアルすぎる感じはし
ません。シューレースはコット
100%の丸ひもです。




 
少しだけボリュームのあるエッ
グに近いトゥシルエット。




 
メダリオンのデザインは前回紹
介したセミブローグと同じです。
職人の手作業によりきれいに仕
上がっています。




 
グッドイヤーウエルト製法のよ
うに仕上げたコバ部分。製法は
マッケイです。




 
コレクションラインはフィルマ(FI
RMA
)。




 
ダークブラウンに着色されたソ
ール。ヒールのラバー部分はド
レッシーな靴らしく小さめです。




 
フィルマ(FIRMA)なのでヒー
ル部はグリーンで着色されてい
ます。