不安な気持ちを絶対に変えるには

 再構築を家に例えると

今までの考えでは、新しい家の立て直し

と考えていた。

それには上物の解体から始まり、基礎の

解体作業を行い、全く新しい新築の立て直し

を行う事になる。ふと考えていた。

以前、妻とこの例えについて話しあった事が

ある。その時、妻は夫婦の基礎はあったから

戻って来れたと言っていた。

僕の考えでは、基礎からの立て直し=新築

と思っていたのだが、どうやらそれは

間違っていた考えだった様に思う。

僕ら夫婦の再構築は、基礎、柱、梁などを

残した、リノベーション工事だったのでは

ないかという事。

今での僕らのそのリノベーション工事は

まだ、設計図を書いている最終段階なのだと

思う。そこにほんの少しだけ、不安な要素

が僕の中に残っていた。この設計図で間違い

無いだろうけど、信じて完成した後に

大きな地震が襲って来た時に倒壊したら

どうしよう。そんな不安がいつまでも

つきまとっていた様に思う。

このリノベーション工事に絶対的に必要な

自信が僕には残っていなかったのだろう。

1人の時間があった時にふと思えた。

後は、僕次第なのだ。

妻は言っていた。今の僕は優しいと。

今の夫婦、家族は結婚前に思い描いていた

理想像だと。僕の描いていた夫婦

家族像もまさしくそのものだった。

妻の事本当に大好き=優しくなれる

また妻が不貞したらどうしようとの不安

理想でない辛く当たる、自分の事しか考えない

時には手を挙げる。怒鳴り散らす。

そんな僕の事を不満に思っていたその時、憎き

あの男が現れた。いい事ばかり言われ、

心の隙間に入り込み奪っていった。

憎い男の元へ走ってしまった。

妻が以前言っていた言葉

今のお父さんなら、間違いなくそれはなかった

と。そんな過去の会話や自分の今の

状況やら色々照らし合わせて作業を

行っていた。何も怖くない。

今、出来上がったこの設計図に不安

要素は見当たらない。

このままの自分で。

妻の事大好きな気持ち=優しくできる

優しくできる=妻がもっと安心出来る

安心出来る=もう裏切る事は無い。

そうふと思えた。そう思ったら信じる事への

不安が無くなった様に思える。

後は、この設計図に従って

リノベーション工事の着工をしよう。