大きな波

 結婚して、家族ができ、新たな命が生まれ

 家族4人、犬が増え僕ら家族は穏やかな

 海へ航海に出た。

 小さな波、小さな嵐を乗り越えて

 今の家に現れたかつて経験の無いほどの

 大嵐、乗り越えられそうにも無い大波

 その波は次々に僕らの船に襲ってくる。

 一波超えたらまた一波。

 僕と妻、目指す所を1つに。

 どちらか片方が、違う方向を見ていたら

 次から次へと来る荒波を乗り越えられない。

 妻に伝えた。

 どんな事があっても、同じ方を見て

 同じ所を目指さなければ

 きっとこの船は沈んでしまう。

 嵐が過ぎ去り、何度も襲ってくる

 荒波を乗り越えた先には

 穏やかで、暖かい大海原が待っている。

 きっと、かつて感じたことのない

 穏やかで、心地の良い場所なのだろうな

 妻となら、きっとその場所へ辿り着ける。

 絶対にたどり着いてみせようね。

 後、何年生きられるのだろう。

 いつ命の炎が尽きるかはわからないけれど

 最期の時に、妻に手を握って貰えたら

 僕の人生は悔いのない人生だったって

 胸をはって、燃え尽きられると思う。