テレビドラマを見ていると、最近、様式家具をよく見かけるようになりました。

様式家具とは、ある地域や国で、歴史的に築かれたスタイルの家具です。特に椅子のスタイルが特徴的で、今でも人気のスタイルがあり、名残が見られます。

前回は、『元彼の遺言状』で見られる、チッペンデール様式の椅子を紹介しました。
今回は、朝の連続テレビ小説『ちむどんどん』です。


場面は、主人公が沖縄から上京して訪れた銀座のレストランです。

背もたれにご注目❗️
フレームが盾のような形をしています。
典型的なヘップルホワイト様式の椅子です‼️

この椅子は、チッペンデールよりも少し後、18世紀のロンドンで活躍した家具師へっプルホワイトが作り出した形です。
原型は上流階級を顧客に活躍した建築家ロバート・アダムらのデザインで、彼は中産階級向けにシンプルにリモデルして、人気を博しました。

実はこの椅子、『元彼の遺言状』にも出てきましたよ!
主人公を演じり綾瀬はるかが、元彼の豪邸に泊まった部屋で座っていて、何回か出てきました。


日本のドラマでも様式家具が見られるようになってきて、何だか嬉しいこの頃です🤗