本日、組合員の方から質問を受けました
Q.不燃壁紙を張り替える現場で、石膏ボードに以前の壁紙の裏紙が
残っている場合、不燃の壁紙を張っても、不燃の効果はあるのか?
といった問い合わせでした。
皆様、正解は分かりますでしょうか??
正解は・・・・・
前の壁紙の裏紙は綺麗に取り除いてから、張替えの壁紙を張らないと
不燃の認定にはならないんです![]()
![]()
![]()
![]()
石膏ボードに張られていても、残った裏打ち紙は、水を塗布して
裏打ち紙を張り付けている糊を溶解させることで剥がす事ができます。
不燃認定にならない理由は、石膏ボードの上に裏紙が残っている
状態で壁紙を張り直すというのは、紙という燃える素材が増える事
になり、不燃認定では、燃え広がる時間が細かく決められていて、
その時間より短い時間で燃え広がり、逃げ遅れて、死者が出る
可能性に繋がるからです。
この事は、国土交通省大臣官房官庁営繕部監修
建築改修工事監理指針にも記載されています
P834 6.4.13 工法
(a)既存仕上げの撤去
(1)「改修標仕」6.4.12に定められている壁紙は、すべて認定防火材料
であり下地に直接張り付けることが定められている。したがって、
壁紙や塗装等の既存の表面仕上げは撤去しなければならない。
また、下地に直接壁紙を張り付けるため、下地の凹凸、目違い等が
そのまま表面の仕上がりに影響を与えることになるので、下地の精度
を高めておく必要がある。
(2)壁紙の張替えは、既存の壁紙を残さず撤去し、下地基材面を
露出させてから新規の壁紙を張り付けなければ防火材料に認定
されない。
図6.4.13に示すように、通常壁紙を剥がすときに裏打ち紙が層間
はく離して、裏打ち紙の薄層が下地側に張り付いたまま残ってしまう。
残った裏打ち紙は、水を塗布して裏打ち紙を張り付けている糊を
溶解させることで剥がすことができる。
勿論、剥がした際、石膏ボードが傷んだ場合、ボード自体張り替え
なければなりません。
皆様、ご存知だと思いますが、どうぞ宜しくお願い致します。
