第一の波:1950年代後半

 経済的、人種的、年齢構成、家族構成における等質性(中産階級の若い白人家族のための郊外)

 →郊外の庭付き戸建て住宅に住む核家族=アメリカンドリーム


第二の波:1960年代後半

 大規模ショッピング・センターなどの商業施設の郊外化の動き。

 →大都市都心部では商業の衰退と雇用機会の喪失による過激な空洞化の進行。

 →コミュニティにおいては郊外居住者の多様化と社会階層などによる住み分け。


第三の波:1980年代

 オフィスなど職業の場の郊外化。

 →エッジ・シティ (周縁都市)


<参考>

『次世代のアメリカの都市づくり ニューアーバニズムの手法』

ピーター・カルソープ著 倉田直道・倉田洋子訳 学芸出版社2004

サスティナブルという言葉について

 この言葉は1972年のローマクラブのレポートで使われたのがはじめ。

 その考え方は工業化された世界では異端とされたが、後に「人間宣言」の中で開発と環境を調和させる言葉として、再び用いられた。

 なお、ローマクラブは30人の科学者や専門家のグループで、「成長の限界」という概念を提示したことで有名である。 (『コンパクトシティ』海道清信著 学芸出版2001より)


サスティナブル・ディベロップメント(=持続可能な開発)

 「未来の世代がその必要に応じて用いる可能性を損なうことなく、今日の必要に応じて用いる開発」

(国連の環境と開発に関する世界委員会「ブランドラント委員会」が1987年に出した報告書『われら共通の未来』にて定義された)(『コンパクトシティ』海道清信著 学芸出版2001より)


○サスティナブルな都市形態

①都市形態のコンパクトさ

②混合用途と適切な街路の配置

③強力な交通ネットワーク

④環境のコントロール

⑤水準の高い都市経営

(M.ジェンクスらの主張による)


○サスティナブル・シティの特性

①正義の都市:食物、教育、保健、希望がフェアに分配される。

②美の都市:芸術、建築、景観がイメージをかきたて精神を高める

③創造的な都市:開かれた心と経験が人的資源のポテンシャルを高めて変化にすばやく反応できる。

④エコロジカルな都市:生態への影響を最小限にし、警官と市街地形態がバランスし、建物とインフラが安全で資源が効率的に使われる。

⑤到達のしやすさと指導制が高い都市:フェイス・ツー・フェイスでも通信手段でも情報がやり取りしやすい。

⑥コンパクトで多中心(ポリセントリック)な都市:農村地域を保全し、近隣コミュニティーが結ばれ交流が高められる。

⑦多様な都市:幅の広い重層的な活動が活力を生み、活気のある市民生活を促す。

(建築家リチャード・ロジャース『小さな衛星の為の都市』1998)


○サスティナブル・コミュニティ

「半永久的に持続可能なコミュニティ」

(アメリカの建築家ピーター・カルソープが提唱)

<関連>

→アワニー原則

大都市の外縁部に商業、業務、居住の機能が集積し、自己完結した郊外都市。


ワシントン・ポスト紙の記者:ジョエル・ガルーが命名。

彼によるとアメリカの大都市の周辺には200以上のエッジ・シティが形成されている。


<参考>『まちづくりの新潮流』 著者:松永安光・出版:彰国社2005より


<メモ>

新たな都市問題

①社会階層、人種、家族構成、ライフスタイルなどの均質性

②自家用車への過度の依存と歩行者の軽視

③排他性の高い管理されたコミュニティ

 →ゲイティッド・コミュニティなど

④土地利用における機能の分化・純化の弊害


エッジシティの影響

 都心部から業務が失われて税収も落ち込むため、公共サービスが十分に行われないなどの現象を引き起こし、結果としてスラム化が進む。

 ・中心市街地の消失によってコミュニティーのアイデンティティが失われるという恐れ。

 ・自動車による移動を前提とした大量エネルギー消費を余儀なくされる郊外化への批判。

     (『まちづくりの新潮流』 著者:松永安光・出版:彰国社2005より)


<関連>

→ニューアーバニズム


ゾーニング【zoning】


 区分すること。特に、都市計画などで、各地域を用途別に区画すること。


<参考>ヤフー辞書


<メモ>

 アメリカの土地利用規制としてのゾーニングは地域制とも訳されているようだ。

ゾーニング(地域制):

・建物の用途・規模・高さ・敷地規模などを規制する地域制は土地利用規制の基本となるもの。

・地方分権により各自治体毎の独自の条例により定めている。

・特色として、都市毎に用途地域の種類・内容が異なり、区分が非常に細分化され、建築可能な用途を極めて細かく限定列挙している点があげられる。(中山 久憲:神戸市都市計画局アーバンデザイン室より)

 →http://www.kobe-toshi-seibi.or.jp/matisen/5tyousa/nakayama1/2.html


 アメリカ版Bプラン(?)という印象を受けた。

 そのうちちゃんと調べたい。

○ニューアーバニズムとは

 アメリカの大都市の目指す新しい都市像を支えるものとして再評価されてきている、多様性、コミュニティ、質素、ヒューマン・スケールといった伝統的な価値観に基づく新しい都市づくり、まちづくりの動きの総称をニューアーバニズムという。


○コンセプトの特徴

①歩行者を優先した自動車への依存を少なくする都市構造

②環境に優しい公共交通システムの導入

③歩行県内での適度な多様な用途の複合

④地区内のバランスの取れた就住の融合

⑤多様なニーズに応えた住宅タイプの供給

⑥町のアクティビティ空間としての街路

⑦自然環境の保護と生態系の保全

⑧計画プロセスへの住民参加



<参考>

『次世代のアメリカの都市づくり ニューアーバニズムの手法』

ピーター・カルソープ著 倉田直道・倉田洋子訳 学芸出版社2004

アメニティ【amenity】


(快適さ・喜ばしさ、の意)都市計画が目指す居住環境の快適性。

数量的に捉えにくい歴史的環境や自然景観などにも配慮した総合的な住み心地の良さ。


<参考>大辞林


<メモ>

あれ、アメニティって快適さだったよな?あれ、あってるっけ?不安・・・。

ってなことで、調べることに。

調べたなら覚えないと意味ないね。

コンセンサス【consensus】


意見の一致。合意。


<メモ>

もしかして、これは高校英語レベルなのか・・・。orz

でもupしとく…。すぐ忘れるから。

LRT(ライト・レール・トランジット)


LRV(ライト・レール・ヴィイークル)という新型車両による路面電車運行システムのこと。


<参考>

『まちづくりの新潮流』 (著者:松永安光・出版:彰国社2005)

CID(コモン・インタレスト・デベロップメント)


住民が自らの資産価値を守るために一種の自治組織をつくって住宅地を守るというアメリカの風潮をそう呼ぶ。


<参考>

『まちづくりの新潮流』 (著者:松永安光・出版:彰国社2005)