欧州遠征を終えた日本代表だが、世界トップクラスのチームとの試合を経験出来たことで個々の選手の更なるレベルアップの必要性を実感した2試合だったように思う。
特にブラジル戦ではDF陣の脆さが露呈してしまったような気がする。
もちろんこの1試合だけで全てを判断するつもりはないが、ブラジル戦の4失点全てにDF陣のミスが絡んでいたことを無視してはならない。
特に3点目と4点目のような取られ方は代表の試合では絶対にあってはならない。
あまりにも取られ方が軽すぎた。
身体を投げ出してシュートブロックする、カード覚悟で止めに行くといった必死さがあっても良いシーンでの吉田麻也の対応が軽かったのが残念だった。
また、相手のシュートミスで失点には繋がらなかったが何回か完全に崩されるシーンがあったのも問題だ。
素早いパス回しや個人技にやられた訳ではなく、ポジショニングの悪さから一瞬フリーにしてしまったり単純な切り返しに付いて行けなかったり個々の対応次第では十分に防げたものばかりだ。
W杯本番で更なる高みを目指すのであれば現状の守備では厳しい。
チームとしての守備はもちろんだが、もう一度選手選考を含め世界と戦えるスキルを持った選手を見つけ出し、代表レベルまで引き上げる作業も必要なのかもしれない。
Jリーグのクラブで見つからなければ他のポジションからコンバートすることも考えなくてはならないだろう。
代表の戦術が守備的であれば現状でも構わないが、ブラジル戦のように真っ向勝負を挑むのであれば今の守備陣では厳しいのは確かだ。
いずれにせよこのタイミングでウィークポイントがはっきりしたことは幸運かもしれない。
残された時間は少ないが選手選考から見直すのか、個々のレベルアップを期待するのか、チームとしての戦術で補うのか、早い段階で方向性を決める必要がある。