ヤングなでしこはU-20女子W杯準決勝対ドイツ戦に0-3で敗れ決勝進出はならなかった。
結果から見れば試合の入り方が悔やまれる1戦であったが、あらゆる面でドイツに圧倒されていた。
個々のフィジカルはもちろんだがこぼれ球への反応やスピードが早く、派手なプレーはないが技術がしっかりしていて組織としての動きも完成されているチームだった。
残念ながらこの世代のチームとしては差がありすぎた。
ヤングなでしこは個々の技術レベルは高いと思うが、相手にプレッシャーを受けた状態でもしっかりとボールコントロールが出来る選手が少ない。
相手の激しいプレッシャーが原因と思われるトラップミスが多かった。
また、ボールを持った選手に対するフォローの動きが少ない。
それでもこれまでの相手には個人技がある程度通用していたが、ドイツレベルのチームだと全く通用しなかった。
直ぐに2,3人に囲まれてボールロストするシーンが目立った。
ヤングなでしこは吉田監督の方針で組織力より個の力で状況を打破出来るようなプレーを選手に求めてきたようなので、この結果はやむを得ないのかもしれない。
この試合を通じて選手達は組織力の重要性を体感することが出来ただろう。
この経験を上の世代で学んで行けば良いと思う。
そんな中、今後に期待を持たせるプレーをしていたのは猶本だった。
確かに1失点目の原因を作ってしまったが、その後はシンプルなプレーに徹し、特にポジションを上げてプレーすることの多かった後半は攻撃の起点となっていた。
銅メダルをかけた3位決定戦はナイジェリアが相手だ。
これまで戦ってきた相手とタイプの異なるチームだけに良い経験となるだろう。