ボボ語る
-クリスチャン・ヴィエリ選手談-
「W杯を諦めるのは、簡単なことじゃなかったね。
10年、ナショナルチームでプレーしてきたんだ。
そして今回3度目のW杯になるはずだった。
ところが4月に怪我をしちまったんだ。
それから毎日リッピと話をしてたよ。
リッピは、最後まで俺を待っていてくれた。
だけど5月に手術・・・。
グッバイ、ワールドカップ・・・。
W杯をテレビで見ることはなかったね。
決勝ですら、チラッと見ただけだ。
俺は、まるで檻の中のライオンのようだったんだ。
テレビの前に座ることなんて出来なかった。
ホントに辛かったんだ。
ベットで苦しみ、コッパの夢を見た。
その翌朝は、もっと苦しかったよ。
何千回も、自分に問いただしたさ。
「どうして、俺だけこんなに悪運なんだ?」ってな。
それで出た答えは、
これが運命なんだ。
こんな人生なんだってことだったよ。
W杯の後?
俺は、自分のやりたいことをやっていた。
みんなは、言いたいことを言っていた。
1つ言いたいのは、俺は無人島で過ごすつもりなんてなかったよ。
色々あった話の中の1つではあったけどな。
アタランタへの移籍?
俺の中には、カルチョの血が流れている。
カルチョは俺の人生なんだ。
給料は安いが、幸い金には困っていない。
アタランタは、俺の古巣だ。
20歳の時にプレーしていたが、会長もあの時のままなんだ。
上手くプレーできればボーナスがあるから、稼ぐ事だって出来る。
良いプレーが出来なければ、ダメってことだ。
それで、いいんだよ。」
ホントに頑張って欲しい・・・。
