取引銀行に寄った後
実家に届け物があり
実家がある住宅街を車で走っていると…
しばらく先、左手前方に、人が倒れている様な…
一見、側溝に落ちた何かを拾おうと、手を突っ込んでいる様に見えた…
不思議に思いながら、ゆっくり横を通過しようとした時…
結構な量の血痕と、放り投げられた杖が見えた…
すぐに車を停車させた。
倒れているお婆さんに駆け寄り
大丈夫ですか?
どうされました?
お婆さんは、犬に引っ張られて倒れたと言う…
自力では立つ事も出来ない様子
頭を打ってしまったのか、額からは大量の血液が流れ出ている…
傷口が見えた…
8針縫う位の怪我をしている…
手も所々擦りむけていた…
お家はどちらですか?
ご家族はいらっしゃいますか?
家は直ぐ近くらしいが、ご家族は仕事で、家には誰も居ないと言う…
お婆さん、今、救急車を呼びますからね!
すると、大袈裟にしたくないから…
一人で帰れるから…と言う
夕刻、西日がガンガン差す中
お婆さんの額には、大量の血液と汗が…
駄目だ…
このままだと、熱中症になりますよ!
額の傷口からも血液が流れています!
お婆さん、救急車を呼びますね!
119📱
知り得る情報を伝え、救急車が来るまで私もその場所に待機する。
お婆さんは、倒れたまま
すみません、迷惑かけてしまって…
意識はしっかりしているが、強烈な西日がお婆さんの体力を更に奪う…
自分が西側に座り、日陰をつくることに
強烈な西日が、自分の背中を襲う…
汗が止まらない…
使っていないタオルを、傷口に触れない様にしながら、お婆さんの額の汗を拭う
10分程経過して、救急車のサイレンが聞こえてきた。
自分は、救急車の方に向かって走り、大きく手を振って、救急車をお婆さんの所まで誘導した。
救急車のサイレンの音が止まったのを聞いて、人がワラワラ集まって来た。
側から見たら、自分がこのお婆さんを車で跳ねてしまった様にも見えただろう。
だが、今は、そんな事を気にしている状況ではない…
救急隊員に怪我の状況を伝え、とりあえず涼しい車内に運んでもらう事に…
後は、宜しくお願いします!
ご連絡、ありがとうございました!
搬送先が決まり、救急車が走り出すまで、何があるかわからないので、自分もその場で待機した。
救急車が走り出した。
隊員さんから深々と頭を下げられた。
役目を終えた感じだった…
安心もした…
居なくなってしまった犬を探そうと、周囲を探したが、結構探しても居なかった…
シーズー犬らしい…
お婆さんを助ける事は出来たが…
シーズー犬も心配だ…
ご近所の方は、その犬をよく知っているみたいだ。
無事で見つかって欲しい。