道州制とは / って都知事選を前に考えた
何年も前から道州制って言葉は聞いていましたが、あらためて
ちなみにチキリンさんのブログで初めで道州制という記述があったエントリーは2005年7月
→ http://d.hatena.ne.jp/Chikirin/20050711
さらにウィキペディアで調べてみると、
地方分権を共通の目的としはているが、
様々な団体から実現を訴える声が上がっているなかで、明確な定義があるわけじゃないみたい
つまり言ってる人によってどこまで地方分権するかのラインが違うってこと。
さらには国主導で所謂「骨抜き道州制」を推進する動きもあるみたい。
さて、まずは勉強しましょう、ということで本の紹介
- 道州制 (ちくま新書)/佐々木 信夫
- ¥798
- Amazon.co.jp
- 地域主権型道州制―日本の新しい「国のかたち」 (PHP新書)/江口 克彦
- ¥750
- Amazon.co.jp
- 道州制で日はまた昇るか―地方分権から市民主権へ/道州制.com
- ¥1,680
- Amazon.co.jp
うわー、結構ありますねー。
とりあえず上から順に佐々木信夫さんの本が最新です、江口さんの本は何種類か出ているようです。
そして道州制.comというサイトもあるようですね。
またサイニィ で道州制と論文検索してみるのもオススメです。
下記のあたりとても興味深いです
自治体合併--広域化の動きと道州制 (特集 2011年の日本経済をどうみるか) -- (財政危機・地方自治を考える6つの焦点)
藤田 安一
経済 (185), 105-107, 2011-02
地方財政からみた道州制の課題に関する検討 <研究ノート>
伊藤 敏安 , イトウ トシヤス , Ito Toshiyasu
地域経済研究 (21), 71-93, 2010-03
10年代の終わりに映画について考えてみた
2001年~2010年までの10年間を10年代というそうな。
自分は80年代に若者だったが80年代のメインストリーム音楽は大嫌いでした。
(その影響で青臭く70年代ロックだの、60年代の初期パンクなんかも興味を持っていました)
そういう風な言い回しで10年代という言葉があるんですね。
年末に2つの映画を見ました。
1つはテレビで「少年メリケンサック」
1つは映画館で「相棒2」
そこで映画について考えてみます、みなさんは映画文化なんてものをお持ちでしょうか?
映画と言えば何を連想するでしょうか?
映画なんてテレビの2時間ドラマみたいなものでちょっとお金かけてるだけじゃないの?
という意見もあるでしょうね。
私の映画観を書くと5~7歳くらいの記憶と20歳前後の記憶にわかれます。
まず子どものころの話
私は東京都の某23区内の育ちでしたが、映画館とは無縁の少年時代を送っていました。
近所に映画館はなかったし、あるとすれば人ごみの中の新宿渋谷もしくは吉祥寺まで行かなければならなかったですね。
それでも新春ドラえもんなんちゃらという映画やグーニーズは見にいった記憶があるにはあります。
ただし覚えているのは内容ではなく、
ひたすら混雑したロビーと行列、不快に感じる音の大きさ、トイレに自由に行けない環境などなど
子供心に楽しかった記憶が全くないんです。
(グーニーズは後にテレビで放送されたものを録画して何度も見るほど好きでしたけど)
だから子供のころの自分にとって、映画は何年後かにテレビで見るものという認識を持っていましたし、
テレビCMで「大ヒット上映中、全米が泣いた」というセリフはギャグだとさえ思っていました。
なんであんな満員電車にのって、さらに行列に並んで(おそらく今思えばたいした時間じゃなかったかも)、お金払ってまで見るのかと。
次は20歳前後のころの話
映画といえば自主制作映画ですね、いわゆるアングラもの。
高円寺だとか東中野なんかに見に行っていました。
インターネットもまだない時代でしたから、通常TVでは存在しない世界だったり、
商業的流通ベースにのらない作品を見ることができる世界、
それがアングラの世界でした。これは青かったこともあり、作品が楽しいとか素晴らしいというより、
こんな世界観があるのか、こんなマイナーな作品を見てる自分が凄いという面もあったでしょう。
当時見たアングラ映画を今、ネット動画が見られたとしても私は昔と同じように感動しないでしょうし、
また見るのも苦痛かもしれません。
ただアングラ映画を見に行く時にあったものは、未知の扉をあける感覚でした。
さて、私の個人的な映画観が2つ、しかし一般的な映画観ってこんなのじゃないですよね?
「娯楽、エンターテイメント、映画」このあたりが同義になってるんじゃないでしょうか?
私はこういうのを言葉の意味としては知っているのに、体感的には知らないんです。
だって5~7歳の頃の自分も、20歳前後の頃の自分も、
映画=娯楽、映画=エンターテイメントと思えなかったですから。
とそういう自分が大晦日に新宿バルト9まで行って劇場版「相棒2」を見たわけです。
大晦日ということで電車も街も映画館も空いてました。
映画はエンターテイメントっぽい要素も持っているけれども、観客に問いかけてくるテーマも持っていました。
(ネタバレしないため内容にはふれません)
けっこう前にフローラン・ダバディがこんなような事を言っていました。
「ハリウッド映画なんて映画じゃない、映画ってものは映画を見終わって映画館を出てから何時間も無言で考えこんでしまうような衝撃をあたえてくる、考えさせられるものがないと映画じゃないんだ」
こんな趣旨だったと思います。
はっきりいうと言いすぎだと思いましたし、そんな映画が興行ベースになるもんかい、
というのは日本とフランスのお国柄の違いでもあると思うのですが、ある意味映画には
テレビの2時間ドラマとは違う、たんなる娯楽じゃない、というのは伝わってきました。
比較的ネタバレしてもいいと思われる「少年メリケンサック」です。
あの人が役者としても出演してるんだーみたいな話は別にしても、私はえらく感動しました。
バンドのメンバーは40代から50代になっている立派なオッサンですけど、パンクであり続けた。
自分はもう30代半ばですから、社長じゃないけど気持ちとしてはユースケ・サンタマリアさんのようだったのかな。
あとこれは映画館に限りませんが、強制的にインターネットの世界だとか携帯の電源を切るという環境に
(数時間とはいえ)身を置くというのは心地良いものです。
上映前の映画宣伝タイムだけは死ぬほど嫌いですが、ネットから隔離されることで、
思考するまとまった時間を確保できるのは、いまや貴重な時間です、私にとっては。
2011年はそういった機会を増やすいろいろな場を持ちたいと思います。
