はい、どうも皆さんこんにちは!!
昨日、ブログアップしようと思ったのですが・・
忙しかったのでね(-^□^-)![]()
↑↑実際、そんなに・・・・てへぺろ(・ω<)☆
では、前回の続きをね?
えっと、「何のことだよ
」って人は失礼ですが前回の記事をご覧下さい・・m(_ _ )m
んじゃ、dz↓↓
*注意*
・グロ表現増量!
・鬱系
勇者『魔王倒したし帰るか』②
9 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(千葉県) :2011/07/01(金) 11:04:13.97 ID:5Ug8BclXo
勇者「さっき話したように、戦士は真っ先に魔物に突っ込んでいく事を選んだ」
勇者「なので、誰よりも身体に傷を負った」
勇者「誰よりも回復の魔法を受け、誰よりも回復の薬を使った」
勇者「結果、あいつは中毒になったんだよ」
姫様「……中毒?」
勇者「あー、馴染みないか。そりゃまあ、回復魔法もこの辺りの薬草も中毒性は低いしなあ」
勇者「中毒ってのは、それがないと駄目な状態と考えててくれ」
勇者「さてさて、皆さんはこれをご存知ですか?」ちゃぽん
王様「そのビンの中にあるのは一体?」
勇者「だよねー。見たことないよね。これは、魔王城近辺に生えてる特殊な薬草を煮出して凝縮させた、超回復薬だよ」
勇者「こいつは凄いよ。例えば、腕が吹っ飛んだとしても傷口から再生しちゃう。ボコボコーって。トカゲかってーのって感じ」
王様「そのような薬が……」
勇者「まあ、死んでさえなけりゃあこれで治るよ。……身体はね」
10 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(千葉県) :2011/07/01(金) 11:16:14.26 ID:5Ug8BclXo
勇者「でも、精神はそうはいかない」
姫様「精神……?」
勇者「そう精神。心ともいうかな。そこがね、壊れてくるの」
勇者「この薬はよく効く反面、とても強いんだ。強くて強くて、心をズタボロにできるぐらいに」
勇者「一口飲むと、激しい高翌揚感で何でもできそうになる。実際、傷が治っちゃう訳だし」
勇者「でも、飲んで一時間後ぐらいかな。その辺りから副作用が出始める」
勇者「幻覚が見えてきたり、体の筋肉が弛緩したり、訳のわからないことを叫んだり、身体の中を虫が這いずり回ってるように感じたり」
勇者「そういう状態が半日ぐらい続くんだ」
勇者「だけど、半日もそうしてて魔物に襲われでもしたら一巻の終わりだ」
勇者「だから、こいつの副作用が出始めた頃に、精神を落ち着ける魔法をかけてもらうか、薄くした超回復薬をまた飲んでだましだましやっていく」
勇者「そんな事を続けていった結果、戦士はどうしようもないぐらいに心が壊れちゃった」
姫様「そうなってしまう前に、安全な国に戻って養生することはできなかったのですか!?」
勇者「あー、俺が帰ってくる時に使った移動魔法ね。まあ確かに、あれを使えば一瞬でここには戻れたな」
姫様「だったら!」
勇者「でも却下だ」
姫様「何故!?」
11 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(千葉県) :2011/07/01(金) 11:23:06.65 ID:5Ug8BclXo
勇者「移動魔法ってのは、移動先が限定されている」
勇者「この城にもあるよね? 移動魔法用の魔方陣」
勇者「だからここには戻れる」
姫様「だから戻れるのなら何故!?」
勇者「じゃあ戻った後は?」
姫様「は? 後といいますと?」
勇者「戻った後、養生して、すっかりよくなった後だよ」
姫様「それは……また魔王を倒すために……」
勇者「どうやって行くの?」
姫様「そ、それは移動魔法で……」
勇者「魔王の支配力が強い場所へ? 魔方陣も無いのに? どうやって?」
姫様「…………」
勇者「っと、いじめすぎちゃった。ごめんね。まあ、この辺りならね、姫様の案でも悪くないのよ」
勇者「でも、24時間どんな時に凶悪な魔物に襲われるかわからないような場所で。更には先に何があるかもわからない場所ではそうはいかないんだ」
12 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(千葉県) :2011/07/01(金) 11:36:07.52 ID:5Ug8BclXo
勇者「魔物を殺して薬を飲んで、魔物を食ってまた殺して。傷ついて癒してまた傷ついて」
勇者「戦士はさ、薬の副作用で髪の毛なんてぜーんぶ抜けちゃってさ」
勇者「まあ俺ほどとは言えないまでも、それなりにハンサムだった顔とかもどんどん変わっちゃってさ」
勇者「笑うと糸みたいになって、見てるこっちが笑っちゃうような目も、ぎょろぎょろしてギラギラしててさ」
勇者「俺に冗談を言っては豪快に笑ってた口も、半開きでよだれ垂らして、ずーっとブツブツ言ってるようになってさ」
勇者「武器も鎧も盾も兜も、魔物の血で常に真っ赤でさ」
勇者「どっちが魔物なのか、俺にはもうわからなかった」
姫様「…………」
勇者「でさ、魔王の直下にある四天王の一人を倒した時、腕も足も片目も吹っ飛んで、内臓なんかでろーっと見えてる状態であいつ言ったんだ」
勇者「『殺してくれ』ってさ」
勇者「当然、みんな断ったよ。魔法使いなんて、普段は戦士と喧嘩ばっかしてたのに、すげえ泣いてんの」
勇者「涙と自分の傷から出た血でべちゃべちゃな顔でさ」
勇者「『あたしを置いて行かないでくれ』とか『約束したじゃないか』とかさ」
勇者「そしたらさ、戦士ぷるぷる震えながら、目を糸目にして、少し困ったようにさ」
勇者「『ごめんな』って言ってさ」
勇者「あいつら、きっと両思いだったんじゃないかなあ」
13 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(千葉県) :2011/07/01(金) 11:44:18.96 ID:5Ug8BclXo
勇者「そんで、あいつ俺に『頼む』って言ってさ」
勇者「だから殺した」
姫様「ゆ、勇者様は悪くは……」
勇者「あー、そういうのどうでもいいのよ。ただ、俺が戦士を殺したって事は事実な訳で。それはどうしようもない現実な訳で」
姫様「でも……でもそんなのって……」
勇者「悲しすぎますーって感じかな? ありがとねー。お礼に勇者マークしんてー」
勇者「多分さ、戦士はもう限界だったんだと思うよ」
勇者「最後こそちゃんと喋れたけど、その前なんて『うー』とか『あー』しか言えなくなってたし」
勇者「何度も俺たちを魔物と間違えて攻撃しようとしちゃってたし」
勇者「魔法使いにさ、攻撃しようとしちゃったし」
勇者「ギリギリで気付いて、泣きながら壁にガンガン頭ぶつけたりしてさ」
勇者「みんなが止めても言うこと聞かなくて困っちゃったよ」
勇者「長くなっちゃったね。戦士の話はこんなとこかな」
勇者「次は、魔法使いの話だ」
20 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(千葉県) :2011/07/01(金) 13:46:47.24 ID:5Ug8BclXo
勇者「さて、魔法使いの死因だけど。よし、じゃあ王様! 魔法使いはなんで死んじゃったでしょー!」
王様「ま、魔物にやられて……」
勇者「ブブー! ふせいかーい! 答えはー……」
姫様「……自殺ではないでしょうか」
勇者「おお、凄いね姫様。だいせいかーい! 勇者マーク進呈! 拍手っ!」
シーン
勇者「なんだよもう。ノリ悪いなぁみんな。まあいっか。それで姫様、どうして自殺だと思った?」
姫様「魔法使いどのは戦士どのを愛されていた。愛する殿方がいない世なればいっそ……」
勇者「なるほどなー。うん、それも一つの理由だろうね」
姫様「では、他に理由があると?」
勇者「さあ? どうだろね」
姫様「はぐらかさないで下さい!」
勇者「だってさ、本当にわからないんだよ。わからなかったんだ俺達には」
21 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(千葉県) :2011/07/01(金) 13:51:30.55 ID:5Ug8BclXo
勇者「戦士が死んでから、魔法使いは目に見てわかるほど変わったよ」
勇者「まあ、俺らみんな見た目なんて変わっちゃってたし、頭もどっかぶっ壊れてはいたんだけど」
勇者「でも、そういうんじゃなくて、魔法使いは……なんていうか、憎かったんだと思う」
王様「憎かった……魔王がでしょうか?」
勇者「魔王も含めてかな」
王様「魔王も含めて?」
勇者「うん。魔王も、魔物も、自分を置いて死んだ戦士も、戦士を救えなかった俺らも、自分も、きっと人間も」
姫様「そんな……」
勇者「きっと、全部全部憎くて憎くてたまんなかったんだと思う」
勇者「世界中が憎かったんだと思う」
22 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(千葉県) :2011/07/01(金) 13:56:09.90 ID:5Ug8BclXo
勇者「魔法使いの使う魔法ってさ、結構えげつないのよ」
勇者「広範囲を爆破したり、でっかい炎で焼き尽くしたり、吹雪を呼んだりさ」
勇者「でも、あいつは戦士が死んでから、使う魔法なんかも変わったんだ。なんだと思う姫様?」
姫様「……魔法のことはよくわかりませぬ」
勇者「ですよねー。普通に生活してたら、あんま馴染みないもんね攻撃魔法って」
勇者「えっとね、毒や酸の魔法をよく使うようになったんだ」
姫様「毒や酸ですか?」
勇者「うん。でね、ピンとこないかもしんないけれど、この魔法って凄いのよ」
勇者「まず酸だけど、魔法で造り出した強力な酸って、多分みんなが想像してるよりずっと怖い」
勇者「地面とか溶けちゃって穴が開いちゃうし、これを敵に当てたら……ね?」
王様「…………」ゴクリ
勇者「悲鳴がね、耳から離れないんだ」
勇者『魔王倒したし帰るか』②に続く
はい!
ということでしたが、どでした?
大分グロくなってきましたが・・
大丈夫でしょうか?
一応、前回字が小さくて見にくかったので大きめにしました(*^-^)b
でも、できたらこの作品は今後あげる分も最後まで見て欲しいと思います!
それでは、また次回・・・
んじゃね![]()
ノシ
降ってましたねぇ・・・
。
」
!?!?!?