先日、ある鰻屋さんの方とお話をさせていただきました。
私は、その方の話をお聞きし大変驚きました。![]()
まずは、鰻屋さんが鰻を直接輸入しているという事。
一部では耳にしてはいましたが、実際にお聞きしたのは初めてでしたし、その数量にも驚きました。
次に、加工場をもってセントラルキッチン化を進めているという事。
加盟店への鰻の配送、たれや炭の支給、お持ち帰りの商品の加工等を行っているそうです。
一番驚いたのが、養鰻場を始めたということ。
「鰻が無いなら自分で育てるしかない!」
私は、以前からこの業界の仕組みに限界を感じておりました。
シラスの売買
養鰻場と問屋の関係
問屋と商社の関係
詳しく説明すれば長くなりますが(and怒られますが・・・
)、いわゆる古き良き時代の護送船団方式なのです。
この体質が残っている限り、鰻の価格は市場に反映しません。
アベノミクスで叫ばれている資本主義の競争原理が働かないからです。
この護送船団方式は常に裾野(マーケット)が広がればなりたちますが、今の業界の現状ではなりたちません。
衣料品業界では、ユニクロ、しまむらのようにいち早く船団を離れたものは生き残り、船団に残ったものは一緒に沈没してしまった。
お話をした鰻屋さんの方も、これには大きく頷いておりました。
「価格に関しては、我々はいつも蚊帳の外。我々もいつまでも指をくわえてはいられない。いくら船団を守っても、出口(鰻屋)がなければ、荷を下ろす港もなく燃料切れ。それを理解していない。」
鰻業界も、大きな変化がありそうです。
我々も、変化の兆しを見逃さないよう、変化を起こせるよう頑張っていきたいと思います![]()