令和元年5月20日(月)
第42回👏
みなさん、こんにちは!
本日の午前中に
内閣府より
GDP1月期~3月期の速報値
が発表されました。
前期比0.5%増で
年率換算では2.1%増に!
なんと驚きのプラス成長ではないですか!
消費税を増税したい人たち
からすれば望ましい結果ですが
そんなに急に
景気が回復したとは思えないので
何か裏があるのでは?
と勘ぐってしまい
ニュースを見ると
やっぱりこう出てました。
「内閣府が20日発表した
2019年1~3月期の
国内総生産(GDP)速報値は、
物価変動の影響を除いた
実質ベースの季節調整値で前期比0.5%増えた。
年率換算では2.1%増になる。
2四半期連続のプラス成長となったが、
中国経済の減速で輸出が減ったほか、
内需の柱である個人消費と設備投資も減少に転じた。
経済の停滞で輸入が急減した
ことがGDPを計算上押し上げた」
と。
これって
輸入は統計上では
GDPから差し引く数値なので
差し引く数字が減ったので
トータルのGDPが増えたということらしい。
なんだ。
それって景気が良くなったんじゃなくて
逆に悪化して輸入が減ったから
GDPが増えたってことじゃん。
しかも
このタイミングでGDPがプラスだから
増税!増税!
って叫ぶ人たちが出没し始めてる。
そんな人たちが
実は我々が知らないところで
自分達だけ減税!減税!
自分達の仲間だけ減税!減税!
と叫んでいるらしい。
なので特に官僚が発表した数字は
我々をどこに誘導しようしているのか?
を考えて判断をざるを得ないよね。
さてそんな
官僚組織である国土交通省が発表した
不動産業ビジョン2030ですが
気になるデータがありました。
空家に関する調査結果です。
このデータの信ぴょう性が
どの程度あるのか?
やはり気になります。
なぜなら昨年に私たちは
広島県廿日市市の主要なエリアの住宅を
一軒一軒見て回って、
ゼンリンさんの地図にマーキングして
空家の実態を調べたことがあるんですが
役所が発表しているデータの約1/100の数でした(驚
そして市役所を訪ねて
地図を見せながら
どんな調査方法でやっているのか?
と訊ねたら
市内のごく一部だけを調べて
あとは掛け算で推計するだけ
という
調査にしてはかなり雑だなと
感じるやり方で調べたデータを公表してました。
なので国交省が出すデータも
ちょっと疑わしいな?
と思ってます。
しかもそのデータに基づいて
色んな対応策が打たれていることを
考えると、そんなんで大丈夫なのか?
と感じてます。
とはいえ
都市中心部から
距離のある山間部などは
空家になるとよっぽでなけりゃ
人が入らなくなっているので
何か手を考えなきゃ
荒れていく一方だろうから。
一方で
住宅としてまだまだ売れるエリアは
仮に空家になっても
買う方がいるので
いずれは売却すれば良いという
考えで正しいと思います。
また売れるようなエリアで
長らく空家になるということは
様々な事情があるとはいえ
相続が絡んでいることが多く
私のところにも
相続の相談ですが
具体的に空家の相談で来られる方も
増えてきていますね。
次回は不動産業ビジョン2030から
各地の事例を紹介してみたいと思います。
んじゃあ!