以前のブログで ロングショート
は投資銘柄のポジティブ情報とネガティブ情報を有効に利用し
市場連動性を軽減しながら投資戦略を構築できると説明いたしましたが
では次にどういった分析手法によってこの投資戦略を構築することが望ましいでしょうか。
表題にある
クロスセクション分析 ( Cross Section Analysis ) とは 横断的分析
タイムシリーズ分析 (Time Series Analysis ) とは時系列分析
と訳されます。ここで横断的分析とは、同一時点において、投資対象銘柄 (ユニバース Universe と呼ぶ)
(私の分析対象は日経平均採用銘柄) 全てを分析することです。
時系列分析とは ゴールデンクロス や 移動j平均乖離 など一定時間内サイクルなどを
利用し 銘柄を分析することです。
ロングショート戦略を構築する上では、クロスセクション分析が一般的でしょう。
投資対象銘柄すべてに対して、要因であるファクター値 を与え、その実効性を検証し
ファクター値の動向によって銘柄を選定するプロセスとなります。
(イメージ)
銘柄A ~ Z を投資対象銘柄 として各銘柄毎に ファクター値を与える。
銘柄A = { factor1(A), factor2(A), factor3(A), ..... }
銘柄B = { factor1(B), factor2(B), factor3(B), ..... }
.............
銘柄Z = { factor1(Z), factor2(Z), factor3(Z), ..... }
factor1, factor2 ,,, は例えば PBR、貸借倍率、出来高、、、などです。
そして各ファクターに対して ファクター分析
を行い、今実効性のあるファクターを探し出す。
(ファクター分析は URL を付けましたが、様々な分析手法の中の一つご参考までです。)
なお、 factor は 出来高そのものを示したり、出来高移動平均乖離率を示したり、
短期と長期の差を使用した出来高オシレーターを示したり、設定の仕方は自由です。
また、出来高移動平均乖離率×直近の5日リターン といった複合的な設定もあるでしょう。
マーケットに影響がありそうなもの、または分析をすることでマーケット構造がわかりそうなもの
いろいろなファクターをクロスセクション分析によってテストします。
ファクター