オバマ大統領が就任してから今日でちょうど1年ですね。

ということで選挙関連の単語を紹介☆


1.選挙
2.投票
3.当選する
4.落選する
5.比例代表選挙
6.国会議員
7.総理大臣、首相
8.大統領
9.与党・野党
10.議席







いかがでしょうか?難しいでしょうか。


さぁ、答え合わせしましょう♪

1. election
2. vote [voting]
3. get elected / win an election [a seat]
4. lose an election [a seat] / be rejected
5. proportional representation election
6. Member of the Diet / Member of Congress(Ame.E) / Member of Parliament(Br. E)
7. Prime Minister
8. The President
9. ruling party ・ opposition party
10. legislative seat / seat



どうでしたか?みなさんはいくつできたでしょうか。


英語は、1に文法、2に単語ですからね!

次回をお楽しみに~~☆
 現在、デンマークの首都コペンハーゲンで開かれている“COP15”が注目されています。

 ◆COP15とは・・・第15回気候変動枠組み条約締約国会議

 年一回開催されるこの会議は今から15年前に始まり、日本でも話題になった京都議定書が制定された「京都会議」は1997年、つまりCOP3のときである。
 あれから丸11年間が経った現在、COは増えている。これは京都議定書に調印した国々の行動は遅かったのではないだろうか。

 京都議定書には「2013年までの温室効果ガス削減目標」が書かれている。

 ◆温室効果ガスとは・・・主に4種類
                1.二酸化炭素:これはよく知られている。
                2.メタン:温室効果は二酸化炭素の21倍。
                3.一酸化二窒素:温室効果は二酸化炭素の310倍。(かなり量は減っている)
                4.代替えフロン等:温室効果は二酸化炭素の数百から数万倍。

 CO2の排出量が多い国は次の国である。(カッコ内の数字は全体の割合、赤字は京都議定書に調印した先進国)
  1.中国(21)
  2.アメリカ(20)
  3.EU旧15カ国(11)
  4.ロシア(5)
  5.インド(5)
  6.日本(4)
  7.韓国(4)
  8.カナダ(2)
  9.オーストラリア(1)
  10.その他の途上国(25)

 京都議定書に調印した先進国の排出量合計は約23%である。それらの国々はそれぞれが掲げた削減目標を達成しなければならない
 「達成しなければならない」、この理由は「議定書」というものが何かを知らなくてはならない。

 ◆議定書とは・・・いわゆる国際条約の一つであり、これに違反すると国際法違反として罰則を与えられる。
            京都議定書では「削減目標に達しなかった量の1.3倍を2013年以降に上乗せして削減努力を
           しなければならないのである。

 現在、EU旧15カ国(2000年以前にEUに加盟した国)は90年比20~30%を掲げている。我が日本は90年比で25%を掲げている。
 アメリカも削減目標を掲げた。05年比17%である。聞こえは良いが90年比ではたったの4%である。アメリカはこれで良いのだろうか。

 京都議定書は2013年で期限が切れる。もし、2012年までに13年以降の削減目標が決まらなければ京都議定書の延長ということもあり得る。これは京都議定書に調印した先進国にとっては不利な立場になる。それは先進国内でもずば抜けて高い排出量を出しているアメリカが、それ以降もCO2削減義務を負わないからである。これに対してEU旧15カ国や日本などは止めなければならなく、今回のCOP15では議長国デンマークも「COP決定」という政治合意を目指している。

 ◆政治合意・・・議定書とは異なり、法的拘束力を持たないものである。つまり、削減目標を達成できなくても国際
         法違反にはならなく、罰則がないのである。

 では、この政治合意で果たしてCOを減らすことは可能なのか。
 おそらく可能であると思われる。COPは国連会議の一つであり、参加国192カ国に及ぶ。先進国・途上国のすべての国々の「全会一致」が求めれるのである。このような決定で達成できないことは国としての威厳や信頼は無くなるだろう。もし「全会一致」で政治合意が達成できれば良い方向へ行くことは間違いないだろう。

 ただ、政治合意が果たしてまとまるのだろうか。途上国、特に産油国の賛成を勝ち取るのは難しいかもしれない。前向きに検討しているという報道もあったが、鍵となるのはこの途上国、特にアジアの産油国であると考えられる。


 COP15は今月18日に終了する。どのような政治合意が成されるのか。大変楽しみである。