価格戦略とコンセプト

本日もブログをお読み頂きましてありがとうございます。

岡山の経営コンサルタントの赤松範胤です。

現在の日本は成熟社会です。

そしてここ数年｢デフレ｣が続いています。

｢デフレ｣の社会では、消費者が「価格」に対しての意識が強いので、

「低価格」を戦略にしたビジネスが成功をおさめてきました。

そのおかげで、｢100円寿司｣や｢100円ショップ｣などが街にあふれています。

低価格戦略のビジネスは「価格」が最大の訴求点になりますから、

消費者に伝わりやすいように「均一価格」をウリして成長してきました。

低価格戦略のビジネスモデルは、円高を利用して海外から安いコストで商品を調達し、

日本で販売するというモデルです。

しかし、最近の円安により状況が変わってくるかもしれません。

今現在、どんどん円安が進行していて仕入れ原価は高騰しています。

当然ですが、仕入れ原価の高騰は｢均一価格｣をウリにするビジネスモデルにおいては

ダイレクトに収益を圧迫します。

そうなってくると、｢均一価格｣というウリが逆にしがらみになって

ビジネスの足かせになるかもしれません。

そういう低価格戦略のビジネスモデルは、コンセプトを変えなければ、

生き残っていけないかもしれません。


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平秀信先生との1枚です。

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