kogome -2ページ目

kogome

こごめ大福が美味い。

日曜朝にぼんやりした頭で帰路、王子でふらと降りて飛鳥山に行く。前々から、全焼してた建屋の後ろに桜が満面に咲いてたのに感動してたのもあり。

五分咲きで、ところどころ他樹の緑が入り混じってて、良い。いつも散ってからやる花見なので、満開前に見られたのはとても良かった。飛鳥山はおじいさんおばあさんのレベルがとても高く、早朝の太極拳でも、異様に軟体のおばあさんが険しい顔で呼吸を深くしていた。

駅向こう、タワークレーンと桜に、目が覚める思いがする。足場が装飾に見えて、すごく棍棒みたいな量塊に見えて、で、桜。完成品よか、こういう時間と場合の組み合わせの中に、まだ興奮するものはあるのだなあと思った。良い

浦和で玉蔵院の桜見たが、なんだかそそのかされて小奇麗にした美魔女みたいになっており、ちょっと興ざめ。かんたんにいうとライトピンク一色で綺麗なのだ。前はもっと枝が黒々したのが目に入った気がするんだけどな。観に来ている人も、おじいさんおばあさんがあまりおらず、美魔女予備軍みたいな人たちが多かった。これは時流なのだと思います。

これから代用水の桜を観に行きます。













年明けてからこっち、ろくに家に帰ってない。布団が可哀想だ。いろんな予定に間に合わなかったりすっぽかしたりで萎えてくる。ちょっと律儀に仕事しすぎてる、まああと2か月の正念場なので仕方ねーけど、他のスタッフ仕事の進捗関係なく休暇取ってるしな、何このリーマン感。ああ嫌な愚痴。もっと見極めましょう、保険かけすぎてる

久々に丸一日休みなので家のことしようと思ったが体調悪くて寝てた。微熱に浮かされて眠るのは気持良くもあるのだけど。ベッドに潜り込んでモンストばっかりやってたので頭がぽけっとしてます。小学生の時一日ゲームしてたけど、すごいスタミナだったのだなあと思う。

台所で残りの冷凍物を処分する。朝昼晩と一丼づつ作って食べる。小松菜豚丼、ツナ人参丼、アサリ葱丼。小さいフライパン使って一丼10分で作るのはなんか競技化できそうでした。人ん家でやってみたい。

夕方若干気分良くなったのでふらふら西口まで歩いて行ったら、マルムカフェがやってた。こないだから定期営業になったんだって。こんど円庭鈴子さんというひとがライブやるそうです。いきたい。小さい場所で弱音を聴きたいのです最近は。


ここ一か月くらいのもやもやもっさりをご機嫌ヅラしてへらやかし、スズキの軽で連休あっちこっち。

久しぶりに行った長野信州新町の信級では、子供の日の節句と獅子舞をやってた。見知らぬじじばばとその孫らに、あんちゃんどこから来たんだい、埼玉です、て会話を繰り返し。お神酒が入ってますますふやけだし、ヘラヘラ笑いが止まらない。

途中で信更に寄ってきていた。ほぼ10年ぶりに、当時よく泊まってた空き家に立ち寄る。
最後にはろくな挨拶もせずに集落から出ていったのだが、そのことがずっと引っかかり続けており、今東京で俺こんな仕事してます、と渡そうと思った名刺がポケットに入りっぱなし。わざと見つかりやすい所に大宮ナンバーの車を止め、集落の中を歩き回るが、小雨で肌寒く、誰も外には出てない。ときおり通る車からの目線を少し気にしながら、小一時間そこで過ごす。それでも誰とも会わない。家の呼び鈴を押すような感じではなかったのだった。


信級に移住した友達の新宅に寄り、ぼやんとしていると妙に無言になってしまったので、ふと水源を見せてくれと友達に頼む。集落から山道を登って30分の沢に取水口がある。奥さんが夕飯の準備してたので、子供ふたり(3歳児)を連れて山へ登る。案の定、子供には歩けない道。おんぶにだっこで、ぜいぜいいいながら、崩れそうな道を登ってく。8合目くらいまで来ると、途中で道が崩れてる。明らかに子供をおぶっていける道じゃない。「僕ここで子供見てるから、一人で行ってきなよ、もうちょいだから」って言ってくれたので、一人でずんずん先に進んでいく。滑り落ちそうな斜面を踏ん張りながら、もくもくと登る。

本当俺、何しに来てるんだろう。家族のある人さまの家にあがりこんで、挙句こんな危ない所に3歳児を連れてきて。靴の中に土入りまくってるし。もう日が落ちそうで薄暗いし。人に迷惑をかけてる理由がさっぱり分からない。

水源が見つかると、水がちろちろ流れてた。本当にちろちろだ。これが集落200人の生活用水になってるかと思うと、あっけないと思う。思えばこれが埼玉から車4時間かけてやってきた終着点だということになり、おかしくなって笑けてきた。「あったー!」って大声あげると、子供のカナ君が「つっちーどこー!?」っつて可愛い声で返してきたので、また笑けてくる。「よーし、おうちに帰ろう!」って来た道を引き返す。下り道は俺も子供もテンション高く、ポンプの歌を歌いながらキャッキャ降りていく。ふと静かになったと思ったら、おぶった背中でイサ君が寝ている。おまえこんな状況でよく眠れるなあ、と思いつつ、笑うひざを押さえながら山を降りる。

戻って夕飯。もりもり食べてたら、近所のじいさんが突然現れて家に上がり込み、似顔絵を描きだした。「目は命だからねえ、最後に描き入れるんだ」とかそれっぽいことを言いながら、服のボタンとか一生懸命描き込んでおり、顔のパーツ適当に書いてて爆笑する。こまどりといい、似顔絵ってすげえなあと思う。俺もおもいつきでじいさんの似顔を描く。本当、何やってるんだ俺
と思いながら、もはやヘラヘラ笑いじゃなくて破顔して爆笑。つくづくコントみたいな人生だ。

そのまま高速が空いてる夜のうちに帰埼。車中、泉さんのチャルメラや、ラフォルジェルネで観た渋さのステージを思い出しながら、またコントみたいな演芸やりたいな、と一人盛り上がる。寸劇じみた毎日で結構だ。このまま行ってやる、と思った。山道でカメラを落としたので旅先での写真はほとんどありません。おしまい。