長かった~一大スペクタクルでした…。読み始めてしばらくしてやっと気がついたのですが、ドキュメンタリー番組の記録だったようで、長いのも当然♪
なぜ人は基本的に平等を求めるのか(不公平を悪とするのか)、とか、貨幣経済がもたらす平等さ(身分が高い人の1円も低い人の1円も、お金の価値としては同じ1円)と、格差とか、とても身近な興味深い内容でした。
登場するのは、猿人の化石や古代遺跡や、カメルーンやパプアニューギニアの村だったり、私の日常から遠い存在ですが、そこから丁寧に、現代人につながる「ヒト」が生き残ってきた理由、縄張り争いをする理由、これから人類はどうなっていくのか、等々、考察されています。
面白かったのは、頭のいい動物、チンパンジーとかでも、「交換」がかなり苦手らしいという事。相手を信頼して「交換」をして、お互いを豊かにするよりも、目先の小さな利益を素早く確保する事が、必須なようです。仁義なき動物の世界…。
「ヒト」は、相手を信頼して(あるいは集団のモラルに縛られて)「交換」ができますので、得意な事に分業ができて、豊かになったという面も、あるみたいですね。
面白い本でした。
