2017.1.16

朝は曇り。
月曜日の出勤にもかかわらず、ノリノリで向かった。理由は昨日の解決構築の研修であろう。

今週は朝礼の番だった。相変わらず唱和は嫌いだ。
朝、リハ専を見に行ったらAさんが車椅子から転落して右前頭部を打撲していた。認知症の進行によるものだろうが、とうとうこの時が来たかとハッとした。
今日は入院が2件ある予定だったが、療養の方が下血を起こしたみたいで延期に。
リハ専の入院はいつも通りできた。
入院と並行して施設面談があった。看護師に任せた。
この間にも介護保険の説明の依頼などがあった。相変わらずリハの主任は依頼が雑だ。

午後からはカンファレンスがあった。
1人はリハ専ダークホースのBさん。ADLは向上しているが褥瘡がよくならない。褥瘡にはなりたくないもんだ。
2つ目は入院カンファレンス。特になかった。

カンファレンス後は何をしたか覚えていない。ただひたすら、Aさんにできることをかんがえていた。
高齢かつ大脳皮質基底核変性症。有力な治療法がなく進行性の難病。先月と比べて表情がまるで別人、能力も落ち、認知も進んだ。最近は左手で口の辺りを傷つける。今の状態で過ごせる時間はほとんどない。そこを家族が理解するのは難しいのかもしれない。今まで何十年と元気な姿を見てきたのだから。
解決構築を学んだり、社会資源を覚えたりするが、こういった場面でそれをうまく使えないと何の意味もない。自分の非力さに絶望する毎日。

今日は5時ダッシュして筋トレに向かったが休館日だった。ダイレックスで転職の電話をした。これから職務経歴書を作らなければならない。

転職を考え出して、今の仕事に改めて向き合う毎日が続いている。正直こんなに魅力ある仕事はない。しかし、綺麗事ばかりは言えず目の前の生活、将来の生活を考えたら希望はない。何が人生において大切か、分かる日が来るんだろうか。

明日も忙しそうだ。大変な中でも余裕を持って、いつも通りやろう。