突然ですが、「ファビョーン」 って知っていますか？
漢字で書くと「火病」となり、よく「화병 날 번했다（火病になりそうだった）」というようなセリフを聞いたりします。
なぜ「火病」になるのかというと「怒り」あまりだそうなのですが、日本人からすると怒りのあまり何かの病気にあるというのはありませんので、この「火病」が一体なんなのかつかみづらくもあります。
そこで「火病」の体験談的なサイトを探そうと”naver"で「화병」と検索したところ、naverのサイト内に「火病」の解説をしてくれているページを見つけました。
ちょっと紹介します。
【定義】
화병은 신체 증상을 동반하는 우울증으로서, 우울감, 식욕 저하, 불면 등의 우울 증상 외에도, 호흡 곤란이나 심계항진, 몸 전체의 통증 또는 명치에 뭔가 걸려 있는 느낌 등의 신체 증상이 동반되어 나타난다. 환자가 자신의 우울과 분노를 억누르고, 그 억압된 분노가 신체 증상으로 나타난 것으로 생각된다.
火病は身体症状を同伴する鬱病で、鬱感、食欲低下、不眠などの鬱症状以外にも、呼吸困難や心悸亢進、体全体の痛みまたはみぞおちに何かが引っ掛かっているような違和感などの身体症状が同伴し、現れる。患者が自身の鬱と分のを押さえつけ、その抑圧された憤怒が身体症状として現れたものと考えられる。
【原因】
화병은 일반적인 우울증과 마찬가지로 주변 환경으로부터 오는 스트레스가 그 원인이 되나, 질병의 발생이나 증상의 출현에 한국 특유의 문화적인 배경이 영향을 주는 것으로 생각된다. 우울증의 발생은 개인이 감당하기 힘든 스트레스로 인해 세로토닌 등 뇌의 신경회로에서 신호의 전달을 담당하는 신경 전달 물질에 이상이 생기고, 이것이 우울감이나 불면, 식욕 저하, 의욕 상실 등의 증상으로 나타나는 것으로 이해되고 있다. 화병 역시 스트레스로 인해 우울 증상이 발생하는 것은 마찬가지이나, 분노와 같은 감정이 사회적으로 용납되지 않기 때문에 환자가 이러한 감정을 스스로 억누르고 내면화하게 되면서 억압된 감정이 신체 증상으로 나타나는 것이 차이점이라 할 수 있다. 한의학이나 전통적인 개념에서는 이런 분노의 감정을 ‘화(火)’의 개념을 써서 설명하고 있다.
火病は一般的に鬱病と同じく周辺環境から来るストレスがその原因になるが、疾病の発生や症状の出現に韓国特有の文化的な背景が影響を与えるものと考えられる。鬱病の発生は個人が受け入れがたいストレスによりセロトニンなど脳の神経回路から信号の伝達を担当する神経伝達物質に異常がおこり、これが憂鬱感や不眠、食欲低下、意欲喪失などの症状として現れるものと理解されている。火病と同じくストレスにより鬱症状が発生するのは同じだが、憤怒のような感情が社会的に容認されていないため、患者がこうした感情を自ら押えて、内面化させつつ抑圧した感情が新対象上として現れることが差異点といえる。韓医学や伝統的な概念ではこうした憤怒の感情を「火」の概念を使い説明している。
しっかり「韓国特有の文化的な背景」が火病の発生に影響を与えているということが書かれていて、笑ってしまうのですが、
私の個人的な考えでは、韓国の儒教的人間関係のなかで、どうしても目上の人の言うことは聞かないといけないと考えているまじめな人が、しかし目上であることを傘にして脈略無視の理不尽な要求や命令などをしてくる輩に出会ってしまったとき、どうしても拒否できなかったりして自分の中に鬱憤がたまり、その鬱憤の感情が体に何らかの症状として現れてしまう現象が「火病」なのではないか？？と推測しています。
そんな「火病」について、私が”推測”しかできないのは、日本でも理不尽なことを言う奴というのはいますが、では、韓国のように自由奔放に訳の分からないことを言い続けられる立場や役職があるのかというと、やはりそこまで多くはないでしょうから、日本人で「火病」を実際に体験するのはもちろん、そうなってしまった知り合いに会うというのも難しいので、イメージがつきにくいからです。
この記事を読んでいる方で「火病」のようなことになったことある人はいらっしゃいますかね？？
恐らくいないと思うのですが、ただ私は「火病」まではなってはいないのですが、「韓国特有の文化背景」で火病が発症するというのは、実体験上理解できる部分があるんです。
もちろん以前働いていた韓国の会社での出来事のせいなんですが、その経験上、火病は、目立たないながらも実は結構いる「クソマジメ」系の韓国人がかかってしまうのではないかという気がしています。
どんな経験だったのかは、また次回書きますね。
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