INSPi本気シリーズ『一年生になったら』
https://youtu.be/LQSgsP9_A5g
アレンジ振り返りby吉田圭介


主人公は反抗期真っ只中の中学生
introで6年→5年→4年→3年→2年→1年と過去へ遡り、小学校に入学前のあの頃に想いを馳せる。

1番はワクワクしていた低学年。

2番はその後6年間で酸いも甘いも色々あったなと。一筋縄ではいかないなと思い知った様を。

3番は、大人へのメッセージ。
『百人百人と言いますが、実際そんなできないしょ。てか、大人だって皆、友達百人作る気持ちあったらもっと調和して、こんな嫌なニュースばかりじゃ無いはずだ。無責任だよな、、

俺達は、、、少なくともあの頃の俺達は、皆が友達になる調和の世界を夢見ていたんだ。いや、、、今も。

だから俺達は、中学生の今、この歌を歌う。大人に向けて。
笑顔の世界のために。』

てな具合のメッセージです。


何故だか曲を会議でやることになってからリードは杉ちゃんしかいないと思っていた。

まず1番はシンプルなビッグバンド風ジャズハーモニーだが、そんなジャズジャズしてないのがINSPiの不思議なところ。
譜面書いてて、途中で北がおにぎり食べようって思ってたBメロだが、
実際には話した結果、大倉の案配で絵で食べることに(笑)

1番がパックンで終わり、(因みにパックンマックンのパックンさんはINSPi本気シリーズ送ったら、『譜面があるのが有難い』ときたので練習されてるかもです(笑))
2番で、できるかな?がはさまったりするのはもう頭がそういう昔に戻って譜面書いてるからかなと。教育テレビ見てた頃かな。

難しいキメも、なんだか無理やり団結させられた『前へ習え』とか、なんとかまとまってる感じになって嬉しい(笑)

さて、大人へ向けた3番。

初めっから100人のコーナーは浮かんでて、むしろそれありきで会議でこの曲に決まったという(笑)

『百人で笑いたい、世界中をふるわせて』
なんていう、物凄いメッセージの詞だから
これはもうこんなご時世、大げさなくらい世界に向けてやりたいから、大倉に言ったんだけど『杉ちゃんが地球をバックにGLAYのテルさんばりに強く伝える歌にしたい』
杉ちゃんが手を広げるあたりは三宅島でのハウエバー撮影地を訪れた影響かも?(笑)

歌い終わりだけど、結局この世の中の未来なんて主人公にも大人にも解らないので、明るい『♪ジャンジャン』みたいにしたくなくて、
“いうても色々あるやろな”
てところをトランペットソロに込めました(笑)


あとね、アカペラ界ってやっぱ学生の頃は、アメリカが全てという感じというか(笑)『シュビドゥバ』『パ!』『ドゥー』とかドゥーワッピーなスキャットが正解とされるけど、それは俺はちゃんちゃらおかしい主義で。
誰が決めたの?(笑)てなる。
だから50音を大切にした『と!と!ととと!』てハモっても良いんだよ。日本人なんだから。


てな具合です。