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大くらです。

休日の浅草は、歩くだけで楽しかった。昔から人が集まって行き交って来た街。娯楽やら信仰やら名物のにおいやらが、空気ごとしっかりと踏み固められてきた感じ。ああいうのが文化、と言うんかね。

今日は、前々から気になっていた、

昭和歌謡コシダカシアターの虎姫一座さんの公演を観に行って来ましたー。

笠置シヅ子さんとエノケンさんをテーマにした公演。

昭和20年代の事なんて、僕は想像するしか出来ないけど、「娯楽」というものの意味が今とは違ってたのかも知れない。

誤解を恐れず言うなら、指先や掌に娯楽が収まる事ができる現代より、もっと非日常的で、華やかで、パワフルだったのかも。

また、戦争が終わり、出征し、生きているかどうかわからなかった父親や息子を待つ不安を紛らわし、

遂に無事帰還してきた時、家族皆で聴き、歌う歌は、どんなだったろうか。

想像するだけで、熱くなる。

そして、そんな時代に想いを馳せる事ができる、とても素晴らしいステージでした。

虎姫一座さんにも、笠置シヅ子さんにもエノケンさんにも、
負けてられへんです!

4月20日のクラシックホールコンサートの詳細は>>こちら!