
やっぱり日本人だな。醤油ラブ!皆様いかがお過ごしですか?
10日間にわたるINSPi中央アジアのコンサートツアー、各地とも大盛況にて幕を閉じました
カザフスタンとウズベキスタンで合わせて3公演、どの場所でも温かく迎え入れてもらい現地の方のスタンディングオベーションまで巻き起こるステージを作れたのは、準備に走り回っていただいた関係各所の皆様のお陰です。何よりもまず感謝をお伝えしたいと思います。ありがとうございます!
何度も何度も繰り返し言っていることですが、INSPiのメッセージはものすごくシンプルです
「こえを出してみよう。そうしたらつながれます」
カザフスタン、ウズベキスタンはこの日記を読んでいる日本の方にとってはあまり馴染みのない国でしょう。世界史の授業でなんとなく聞いたかな、サッカーの試合で国の名前を聞いたことがある、ぐらいの印象なのではないでしょうか。正直な話、僕がそうでした
INSPiで海外公演の機会をいただく度、その国について学んだり片言ながら言葉を覚えて語りかけたり、そして歌って思うのは
「違うこともたくさんある。だけどつながれたらこんなに嬉しいんだなぁ。その気持ちはきっと世界のどこでも同じなんだろう」
ということです。国や信じるものが違うという事実は、当たり前のものとしてこの世界に現在あるわけです。だけどそこには人がいて「今日はいい天気だな」とか「あぁお腹すいたな」みたいに僕らとなんらかわらない日常があり、ニュースで日本の震災について知れば心を痛めたりもしているわけです
オリンピックでの自国の重量挙げ選手の活躍に勇気付けられるカザフの方、結婚式のお祝いで嬉しそうに踊っているウズベクの方。どちらも僕らの歌とメッセージに心からの共感を示してくれたと、コンサートやワークショップを終えて感じています
そんな姿を見るたびに思うのは、自分の生まれ育った日本の事。まだまだ自分の国の事でさえ勉強不足だし、知らないことは山ほどあります。だけど30年以上の長い間にかつおだしと醤油で作られたこの身体(笑)には、日本の心意気が自然につまっているはず
それを一つずつ紐解いて見つめ直し、音楽という形にかえて皆様にお届けする。INSPiのやりたいことだしやるべきことなんだろうと旅を終えた今、感じています
僕自身が楽しみですし、皆さんもこれからのINSPiをますます楽しみにしていてくださいね!
写真はカザフスタンでいただいたベシュパルマックという郷土料理、美味しいものもたくさんいただいた旅でした。今回の旅では自分撮り写真をそこかしこでパシャパシャやりましたので、どこで発表するかは未定ですが気長に待っていてください
さあ、歌う人生の旅はまだまだこれから!やる気充分で参ります!