明後日の土浦市での気になるアカペラコンサートを皮切りに、そのまま岩手の陸前高田、宮城の南三陸、福島の南相馬と東北を学校コンサートで回り、その後再び茨城県は牛久市で気になるアカペラコンサート。

その次の日は今度は愛知県の豊橋へ行き、それから帰って来たら今度は海を越えてモンゴルへ。
そのモンゴルから帰って来たら、今度はBROAD6のツアーが始まります。

それぞれ違うコンサート、違う内容で頭がこんがらがって大変じゃないかと思われるかも知れませんが、僕は実はこういったぎっしりとしたスケジュールの中の方がむしろ歌に集中出来て有り難かったりします。

そもそもが一見違う様でいてそれらは全て同じ、誰かに歌を届けるということ。
そして土浦での経験は東北での学校コンサートに、学校コンサートの経験は牛久や豊橋やモンゴルでのコンサートに受け継がれて行くのです。
経験というより、その場にいた人々の想いと言った方が正しいかも知れません。

受け継がれる想い、受け継がれていく記憶、それは漫然と連なるものではないでしょう。
受け継ぐ人がいてこそ、それら受け継がれるべきものは後世へと残されていくのだと思います。

僕は受け継いでいきたいと思う。
少なくとも僕が受け継げる範囲のものは全て。

そしてそのことをみんなに一緒に確かめてもらえたなら、こんな嬉しいことはないんです。