ありがとうでつながろう、名古屋公演に来ていただいたみなさんありがとうございました!そして、楽しんでいただけたでしょうか。ライブ一回、本番だけ考えればたかだか2時間程度。たった一日の1/10弱、一年の1/4500、人生の1/350,000を一緒に過ごしただけかもしれない。でもそれは大事な大事な時間で。こうして文字に起こしたら、もっと陳腐で安っぽいかもしれないけれど。2006年に渋谷公会堂でライブをした時、みんなに「愛してる」って叫んだ。今思えばありゃちょっと格好つけすぎだったな、と。ステージの最後で言った言葉、素直な気持ちです。ほんとただ、みんなのことが「好き」なんだなって。自分にとって音楽って最初は、もっと自分のことを見てほしいから、俺はここにいるよ!、ってことを他人に叫びたいためのツールだったと思う。なんでそうしたかったのかとか、とか考えると、やっぱり好きだから、自分のことを知って欲しいんだと思うしいや、自分が相手のことを好きなんだ、ってことを知って欲しいし喜んで欲しいから。聴いてくれるから好きじゃなくて、好きだから聴いてたのしんで欲しい。奥にある心のスイッチに触れたい。そして願わくば同じように僕らのことを好きになってくれることを。やることは全部、その気持ちを伝えたいから。どうしたら楽しんで、喜んでもらえるのかな。曲を書くのも、セットを決めるのも、MCも、くだらないギャグも、動くのも全部。これって、友達の誕生日プレゼントを選んだりする時と似ているのかも。それが空回りもすることあるだろうし、怒らせたり、結果的に悲しませたりすることもあるかもしれない。だから手紙でもアンケートでも握手会でもなんでも。もちろんライブ会場で。拍手でもありがとうでも涙でもなんでも戻ってきた時といったら。もう。嬉しかったり悩んだり、その繰り返しで。10周年記念LIVE、東京での3daysの後、名古屋での公演。会場に来てくれた方々にしか直接気持ちは伝えられなかったけれど、ホントなら、全部の地方で、全部の県で、全部の都市で。ボクらを応援してくれている、くれた全ての人一人一人の目の前でありがとうと伝えたい。10周年って特別だけどそれは普通の時間の一部分でもあって、これからもずっとみんなに同じ気持ちを伝えていけるようにしたい。するんだ。できるコトとやれるコトは、実力も、時間も、全てがイコールにはなかなかならないけれど、精一杯一緒に時を進んで、歌っていきたいよ。