たまに襲ってくる
星すら輝かない夜の闇以上に暗い
どす黒い気持ち
こうなると私は決まってエチゾラムを飲む
そして効き始めるまでは家からは出ないようにする
今日今この瞬間がこの例えようのない虚無感に苛まれてる
終わったことがいつまでも悪夢のように引きづるのがたまらなく
自分だけが不幸を味わってる悲劇のヒーロー気取りと周りに責められているような気持ちになって
地獄にいるみたいに辛い
そして思う
これが私が今まで外面だけよく見せてきた心の闇に覆われた「もう一人の自分」が、
きっと泣いてるんだろうと、苦しんでるんだろうと
思ってしまう
私は今まで本当に外面しか保ってこなかった
そして、自分を
殺して、殺して、殺し続けて…
その度に叫びながら何度も生き返ってきた心の中の自分が、
ようやく本当に悲鳴を上げているのに少しずつ気づき始め、
ようやく自分の闇を見直してこれる時期になってきた
と、苦しいながらの中でも思えるだけ
私は変われているのだと思う
まだ、苦しみは癒えない
でも前は向けている
痛みに体を引きずりながら
それでも前を向いてこれからは生きてくしかない
まだ、気にかけてくれる人がいる
本当の意味で一人じゃない
まだ、立ち直れる
まだやれる
まだ償える
まだ、生きていける
第三者の悪意にも、立ち向かえる
私は、変われる