皆さーん、昨日はすごかったですね。無事でしたか?
このブログを訪問していただける方々に震源地に近い人はいなかったと思いますが無事をお祈りしています。
私の家はというと直接の被害は微々たるものでした。
1部屋の本棚に大量陳列してあるCD200枚ほどが落下
2アメリカ留学時のお宝、メジャーリーガーの直筆サインボール20ヶが落下しケースが割れる
3愛犬ココアが怖くて震えた

・・・・・ってな感じで家族も無事だったのでやれやれ何よりでした。

しかし昨日、お仕事は出番(タクシー乗務)だったということで丸1日フル稼働したので帰宅した時(今朝8時30分過ぎ)はフラフラで即ベッドに倒れこむという状況でした。

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※東京駅八重洲口 ネットからお借りしました

昨日お仕事などで出かけていた方ならわかると思いますが都内の公共交通機関はすべてマヒ、電車は止まるし、バスも一部運休、そうなると残りはタクシー頼み・・・・・
普段は街に空車のタクシーがあふれているのにこの日は空車のタクシーを探すのが至難のわざという状況でした。
なにしろJRは早々にその日中の全線営業停止を早々に発表する始末で東京メトロ、都営地下鉄は比較的早かったですが私鉄各線線路の安全確認、復旧にだいぶ時間がかかってましたね。
帰宅難民になった人はおつかれさまでした。

最初の地震が起きた時は同期のタクシードライバー仲間4人で新宿の某ファミリーレストランでお昼休憩中でした。微弱な長い横ゆれがだんだんピッチがあがってこれはでかいぞ・・・・と思った時はお店のスタッフが『ガラスの窓際や天井からぶらさがる照明器具の下は避けてテーブルの下に潜り込んでください』と指示がありました。久々に身の危険を感じるぐらいの揺れでみな顔を見合わせていて運転中じゃなくてよかったね・・・・・とほっと一息。

しばらくして携帯に登録している鉄道運行情報メール(15路線ほど)が入りだし運休情報が入りだしたのでさあ稼ぎ時だよと仲間とファミレスをあとにして街へとそれぞれ散りました。

最初に向かったのがJR代々木駅、すでに駅の周辺は人があふれてただならぬ様子。駅へあと30mというところでこちらへ猛然とダッシュしながら女性が手をあげる。
行先は三田病院のそばまで・・・・・外苑をぬけて権田原で右折、六本木ヒルズから新一の橋のほうから進行しますがその途中で運転していてもわかる大きな第2の地震が発生・・・・・ハンドルをとられないようスローダウンします。ビルの中からあわてて出てくる人々で街は騒然としています。

この時点で早くもタクシー争奪戦が開始されていましたがまだ事態はそんなに深刻ではありませんでした。お客様はダッシュして人より前へ出てタクシーをつかまえた甲斐があったと笑顔。

お客様を下ろしていた三田病院の裏口付近で警備員によばれ敷地内へ・・・・・・車いすで現れた男性とつきそいの老夫婦を東麻布のご自宅までお届け。

桜田通りへでたところ(元麻布)で小川町経由飯田橋のお客様。この方々はお二人で手分けしてタクシーを捕まえようとしていましたがこの時点ですでにタクシーを捕まえるのが困難だった模様でようやく捕まった・・・・・と安堵の様子でした。メディア制作会社系の方で夜の新作記念パーティーが開催されるのか否か危ぶまれている様子でしたが中止が決定、しかしながら仕事があるので会社へもどらなければならないとのことでした。

桜田通りから内堀通りへ進行、地震の影響かどうかはわかりませんが反対車線側で
道路の応急補修をしていました。皇居前の緑地にも避難したと思われる大勢いのかたがいました。この時点で都心の幹線道路の渋滞ははやくもひどくなりかけていました。お客様に断りを入れてラジオで地震速報、交通状況などを聞きながら混んでいる日比谷通り(本郷通り)をさけ外掘通りから靖国通りへ・・・・・・この時点で天井が崩落した九段会館前の(目白通り)は封鎖され消防、救急、警察車両が入り乱れて大混雑。
帰宅難民1stステージが始まった感じです。途中の交差点で信号待ちをしているとお客様が乗っているにもかかわらず主婦が窓をコンコン、もし行先の方面が同じ方向だったら相乗りさせてもらえないかとのお願いですが全く異なる方向だし丁重にお断りして飯田橋方面へ 4時50分の段階で飯田橋駅前のタクシー乗場はすでに100人近い列ができていました。乗っていたお客さんは今ここで降りて会社へ立ち寄ったらもうタクシーは捕まらないんじゃないかという不安にかられ降りてしまっていいものか散々迷っていましたが仕事優先、日本のサラリーマンの鑑で職場へ向かわれました。

ハザードをつけて停車した段階で早くもマイカーへ走りよる人影が複数・・・・・・
ダッシュ力に優れる40代男性とおぼしき人の行先は有楽町交通会館。聞けば飲食店経営者で保谷在住。地震が起きたときは池袋にいて飯田橋まで歩いてきたところでようやくタクシーをゲットしたとのことでした。大曲の手前でUターンし渋滞をさけて白山通り方面から内堀、日比谷通りへと抜けます。日比谷通りの帰宅サラリーマンはいつものこの時間よりあきらかに多く会社より地震による帰宅指令が出されている模様ですね。道の両側で手が上がり続けます。ビッグカメラ脇をぬけて交通会館のそばのガード下で停車です。ここでお客様がカードで清算している間にマイカーの四方八方が10人くらいの人に囲まれ一斉に窓コンコン。気持ちはわかるけど清算中なのでちょっと待ってよ・・・・・(笑)

結局運転席窓側の人と後部座席左側ドアをあけると同時に話しかけられ、あとの方々はあきらめ離脱。 こちらも一度に乗せられるわけじゃないから困りものでしたが1組は羽田(東横インそば)行きの60代奥様とその娘さん、1組は横浜根岸行きのサラリーマン&その娘さん、どちらもなんとか乗りたいものだからお互いひきさがりません。どうしようもないのでお客さんによかったら方面がいっしょだし羽田経由横浜根岸でどうですか。せまいけどこんな時だからおたがい助け合いで行きましょう。料金はお客さん同士で話し合って割り勘してもらえればってことでと提案し無事Win-Win解決。めずらしい知らないもの同士の相乗りでした。しかし第一京浜。第二京浜ともに大渋滞、首都高速は完全封鎖ってことで津波のリスクは東京はたぶん少ないでしょってことで海岸通りから湾岸線で羽田空港まではスイスイ、しかしそこから環八が大渋滞、羽田国際線から徒歩で歩く方々を横目にノロノロ運転、道路の上を走るモノレールももちろん運休中です。知らない人同士でしたが不思議と話はもりあがり女性親子は浅草で地震にあい有楽町まで歩いてようやく乗れた。そしてサラリーマン氏とその娘さんは娘さんの初献血につきあっていたら採血中に地震があって気持ちが悪くなってしばらく献血所で休憩していたとのこと。おかげで飲み物やドーナツたくさんもらったのでよろしかったらどうぞってことで和気あいあいでした。
しかし羽田から先が大渋滞、前述の第一、二京浜に加え、産業道路も大渋滞まったくすすまず川崎につくころは3時間経過、さすがに昼から休みなしだったので途中でトイレ休憩&サラリーマン氏のタバコ休憩でメーターを止めてコンビニへ・・・・・・すでにおにぎり、弁当類などが売り切れてなにもない状態でしたね。そうそうおもしろかったのは途中の自転車屋さんが特需で繁盛してましたね。川崎や横浜まで歩くよりは速いし楽チン、出費もしれてるってことでママチャり大セールでした(笑)
結局最終横浜根岸についたのは0時頃、5時間半ドライブで29000円でした(疲)
しかしここで気持ちのいいサプライズが・・・・・・なんとお客様の奥様からおにぎりの差し入れがあったのです。どうやらコンビニで休憩中にサラリーマン氏が電話をいれて頼んでいたようで運転手さんも抜け道をなんとかさがそうとしたりほとんど休みなしで運転してくれたからってことで用意させましたとのこと。なんかうれしいですね。たいへんどうもありがとうございました(感謝)

さてさて帰りは首都高速はだめだったもののすでに開通している第三京浜を使い保土ヶ谷から一気に玉川ICへ・・・・・・30分で営業エリアへ戻ります。横浜では営業できないのでこの帰りは大きかったですね。笑えることにIC出口でスーツケースをもったお客様が手を上げます。
タクシーがつかまらない時に確実に捕まえる方法がこの上りの高速の出口で待機するというものですがこのお客さん話を聞くと羽田空港から相乗りでここまできて横浜方面の友人と別れたとのこと。前のタクシー運転手の提案で確実につかまるところということでここで待ってたら本当にすぐ来たのが私だったというわけです。狛江まで世田谷通りが混んでいるの成城~喜多見へぬける裏道から進行します。韓国旅行から帰ったら日本は地震でびっくりしたとのことでした。

その後は三軒茶屋から若林の老夫婦、赤坂から渋谷行きのバスを2時間まちさらに1時間半かけて渋谷へ到着。渋谷から三軒茶屋まで歩いてようやくタクシーゲットでした。もう夜中の2時30分なのにこれですよ。お次はまた三軒茶屋から大岡山です。しかしどこにでもお客様いますね。こちらの方はスナック経営のオーナーさんですぐつかまってラッキーとのことでした。

さらに五本木~桜新町の男性は友人宅で時間をつぶし道が空いたころに出てきたとのこと。いい判断ですね。

さてさてだいぶ遅くなってきましたが今日は会社から公共交通手段の使命をはたすべく帰宅困難者をできるかぎりサポートせよとの指示もでていますのでオーバータイムですがもうひとがんばり。
JR渋谷駅へ突入です。246をくだって渋谷駅前で左折、この時点で3時30分です。渋谷の駅前のタクシー乗場にならんでいる人はまだ100人強もいました(驚)
マークシティ(井の頭線)側にも何人かお客さんらしき人がいたのですが反対車線から100人のものすごい熱視線を感じたのでここはUターンして正規乗場へ着けました。もちろん私以外にタクシーはいません。
お客様の行先はお花茶屋です。なんとこの方ここで7時間待ってようやく先頭になり乗れたそうです。
しかしこの時間でも大手町へ向かうまではよかったですがそこから江戸通り(6号線)がまったくすすみません。昭和通り(4号線)もだめ、墨堤通りも大渋滞、川を渡る橋という橋はすべて渋滞で2時間半近くもかかってしまいました。もう帰庫します。帰りもボチボチ手があがりますが次に乗る人が会社にくるまでに車を返さなければならないので回送で大急ぎ。
なんとかセーフでしたが約23時間ドライブでへロヘロでした。

普段なら仕事のことはあまり記事にはしない(守秘義務もありますし)のですが災害の教訓、記憶にと思い投稿することにしました。本日75500円の売上、昼飯のあとは働き詰め、走りっぱなしで参りました。

皆さんも帰宅難民になっちゃいましたか?よかったらコメントを・・・・・!!