久々に、裏家業ネタです。
毎週火曜日は「加圧調理」を任されてるんですが、
普段この部署は師匠であるTさんがやってるんですね。
水~日は師匠が出勤で月火はお休み。
私は月はお休み、火が出勤という事で、
師匠の穴埋めのいったんを担ってるわけです。
師匠は「加圧調理」を始めて6年だそうです。
対して私は4ヶ月。
まして師匠は、週5やってるのに、私は週1。
技術、手際、段取り、すべてにおいて、
私が師匠の域に達するのは無理な話しなんです。
最近この「加圧調理」物量が多くて、
師匠がやっても終了時間が23:50とかなんです。
いろいろとシュミレートして実践して、
結果今の私と師匠の時間効率の差は30分くらいと
導き出しました。
この30分をどうするか?
今まで私は30分早出して、
24時には間に合わすようやってました。
もちろん自分都合ですから、
早出分はタイムカードを押さないでいたんです。
ところが先々週の火曜日、
いつもと同じように早出して作業して、
通常時間に入る前にタイムカードを押しに、
事務所に戻ったんです。
そしたら総務課長さんが、
「数さん、どこ行ってたの?」って言うんで、
「現場の様子を見てきました」と答えたんです。
そしたら課長さん「勤務時間前に現場入ったらダメだよ!」
って言うんです。
「でも、タイムカード押してないですよ?」って言い返すと、
「タイムカード押しても、押さなくても、それはダメ!」
って言うんですよ。
それ以上は言い訳したり、食い下がったりはしませんでした。
自己早出しないと24時に終われない。
でも、任されてる以上、終わらせたい。
以前、周りの従業員から、
「なんでお前がやるとこんな遅くなるんだ」的な、
冷ややかな態度を取られたのもトラウマになっていて、
その辛い気持ちを、カノに打ち明けました。
そしたらカノは「現場のお偉いさんに相談したほうがいいよ」
「まだ、ベテランの師匠さん並には働けない」
「時間内に終わらせないと周りの人にも、
あとを引き継ぐ人にも迷惑がかかる」
「だから、早出を認めて下さい」と、言ってみなと。
特例として現場の社員さんが認めてくれた場合に限っては、
タイムカードを契約時間前に押して、仕事を始める事が、
可能なんだそうです。
で、その日は悶々としながら仕事を終わらせて、
24時過ぎに現場の社員さんに、苦しい胸のうちを
告げに行きました。
師匠並には働けないゆえに無償早出をしてた事を告げたら、
「そりゃダメですね」って言うんですね。
「数さんはまだ入って4ヶ月。」
「まして週1回しか加圧調理に従事していない」
「師匠さんみたいに働けるわけがないのは承知しています」
でも私は「任されてるからには時間内に終わらせたい」
「周りに迷惑をかけたくない」って切々と告げると、
「24時に終わらなかったら、終わらないでいいんですよ」と。
しばらく、押し問答してました。
それじゃ私の気が晴れませんから。
早出もダメ。残業もダメ。
中途半端でいいと言う社員。
もうラチがあきません。
「それなら毎週火曜日の加圧調理から、
私をはずして下さい」って告げました。
そしたらまた食い下がるんですよ、社員さんが。
「他の師匠さん以外の加圧調理ができる人は、
休みがちであてにならない人とか、経験不慣れな人しか
いないんですよね・・・。」
「せっかく頑張ってくれてる数さんがいるわけだから、
今後も是非お願いしたいです」と。
「いや、もう無理です。自分勝手かもしれないですけど、
はずして下さい」と。
また押し問答です・・・。
「加圧調理」を師匠にだけ頼って、
他の人を育てなかった会社。
自然と師匠基準で時間内に終わるであろうと、
判断していた会社。
ここで私が「終わらないっ!」と手を挙げて、
それでもいいと言う会社。
いいわけないっ!
現に以前、時間ぎりぎりでやってた時、
私の次の工程の人から「まだか?まだか?!」
って催促された事が何度もあるもん・・・。
現場サイドと社員さんの見解は違うんだっ!
やってる私からしてみれば、
見習い期間である入社1ヶ月を過ぎてる現在、
もういっぱしの「仕事人」に周りから扱われて、
「師匠ができるのに、なんでお前はできないんだ」的に
思われたり、言われたりするのが凄く辛い・・・。
見えないところで(無償早出)努力して、
頑張っていたのに、それはダメだという会社。
散々粘られたあげく、「ごめんなさい、どうしても続けられません」
って終始頭をさげ続けた私。
渋々社員さんも「わかりました・・・。」
「その方向で考えてみます」と・・・。
つづく。。。