安保法案が可決されてしまった。
戦争法案なのか安全法案なのかもわからないままに。
野党もよく頑張った、もちろん国会前、日本全国の反対デモに敬意を表したい。
それでも、何かにあらゆる面で絶望を背負った結末となった気がする。

このアメリカ追従の法案により、右翼の敗北でもあるだろうし、阻止できなかった左翼を含む反対派も敗北した。
安倍総理は憲法改正を先行してやるべきだったのに、なし崩しで行こうとする。
反対派は違憲か合憲かをただひたすら唱える。
この不毛な議論に、結果として勝者はいないような気がする。

「終りの始まり」なのか「始まりの終りなのか」

それさえみえてこない。

僕の敬愛する後藤田さんなら、どう評価するだろうか。