こんにちは。吉田淑恵です。
今、私の住む多治見市では、
タジミールGoと言って
『加盟店でテイクアウトをすると
一品につき200円、市が負担する』
という制度があります。
この前テイクアウトした、Bankの絶品ピザ。
多治見市緊急対策サイト
「頑張ろう!みんなの街!TAJIMEALGO」
https://tajimealgo.shop/
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休校になって、3食作る生活が続くと、
ただでさえ、友だちとのランチで
気晴らしをしていた母たちにとっては
負担なんですよね。
だから、とってもありがたい。
母も楽になり、美味しいもので満たされ
経済も回るという、いい企画だな〜って
思います。
でも、もちろん、世の中には
そうは思わない人たちもいる。
今朝、Facebookでこんなコメントを
見かけました。
『私は多治見市のやり方には反対しています。テイクアウト→一品につき、¥200の補助金が付くのも良くないと思っております。皆様の税金です。うちはテイクアウトをやっておりますが¥200は頂きません。そして恐ろしい食中毒の季節が来てます。あまりお勧めすべき事ではないと考えております。』
ここで思ったんです。
『皆様の税金はどう使うのが
ベストなのか?』
NPO法人ママライフバランスの
理事としての目線もありつつ、
ごく個人的な意見を書きます。
私は、世の中は基本的に
不平等で理不尽だと思っています。
人間はそれぞれ、身長が違うように。
みんな平等ではないんです。
みんなから集めた税金。
それをどう使うのが『公平』なのか。
私は、
入口ではなくて、出口の公平性を
重視したいと考えます。
支給される量の平等よりも、
そのあとの結果が揃うほうが
公平なんじゃないかと思うんですよね。
幼稚園に入ったばかりのAちゃん、
標準的な大人の身長のBさん、
めちゃめちゃ座高の高いCさん。
3人が同じテーブルで
食事をするとします。
みんな同じ高さの椅子に座っていると、
B さんはちょうどいいんだけど、
Aちゃんは座布団で底上げしたい。
Cさんは、テーブルから大きく
飛び出しちゃいます。
みんなが快適に食事をするには
Aちゃんの椅子を高くして、
Cさんの椅子は低くしてあげる。
こういうこと。
これをね。
「みんな平等に、Aちゃんと同じだけ
底上げするんだ!」
「みんなの税金で買った座布団だぞ!」
だと、
「いや、それはちょっと違うよね。」
ってなりますよね。
入口は、座布団の高さ。
出口はテーブルに対しての高さです。
背の高さが収入。
底上げの座布団が補助や給付、
椅子の高さは納税の控除です。
背の低いAちゃんには補助を。
背の高いCさんは控除なし。
Bさんよりも少し税金を多めに払ってね。
こうやって、富の再分配をする。
これが国や政治、社会起業の役割だと
思っています。
税金だけじゃなくて、
教育も、情報も、雇用機会も。
出口を揃えることで格差をなくす。
みんなで身長を伸ばして、
みんなでテーブルの高さを
少しずつ上げていく。
これが
NPOの目指すところだと思い、
日々活動をしています。
ちょっと固い話になっちゃったけど、
#ママバラ はもっと気軽なサイトです。
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