こんにちは。吉田淑恵です。


私は医療・介護業界向けの
コミュニケーション研修講師をしています。

ただ、このコロナショックで
外部の人の入館はできないし、
現場は研修どころじゃないという状態。


その影響で、
3月4月と時間に余裕ができたので、
かねてからしたかった
もう1つのミッション↓

認定講師ママのための
心のゆとりとお金のゆとりを両立する
起業サポート講座を作っています。

 


起業ママ・副業ママのサポートを
しようと思い、
現状のインタビューを重ねていると、

「友だちにはセールスしたくない」
「売り込むと嫌われそう」
「仲のいい子ほど、声をかけづらい」


なんて声を聞きます。




ああ、わかりすぎる(笑)


私も
まだビジネスのいろはも知らないとき、
補正下着の紹介をしていました。


いわゆる
『ネットワークビジネス』というアレ。


ものはすごくいいんです。
自分も買って愛用しているわけですし。

だからモノはオススメなんです。


それなのに、友だちに売ることに罪悪感。

 
でも専業主婦の私には、
紹介できるのはママ友しかいない。


そんななので
「買わなくていいから、試着だけしてみて」
って声をかけていました。
 
 
当然ですが、
「買わなくていいって言わないで!」
って、上の人に怒られましたよ(笑)



ではなぜ、
友だちに売ることに罪悪感を抱くのか。


それは、
自分が売り込まれて
嫌な思いをした事がある
から。



確かにね、ありますよ。
 
「マンション買いませんか?」
「屋根にソーラーパネル付けませんか?」
「保険見直しませんか?」
 
とかね。
 
 
友だちに商売したくない人は、
セールスに悪い印象を持っているんです。
 
要らないものを買わされる!
ぐいぐい来られるの、苦手!って。
 
 
私は、これを『千羽鶴セールス』って
呼んでいます。

相手が
それを求めているのかを考えないで、 
 
自分が
いいと思うものを売ろうとする。
 
まるで、
被災地に千羽鶴を送っちゃうような。
 
 
 
被災者のことを思うと
何か行動せずにはいられない!
 
だから、一刻も早い復興を願って
折り鶴を折ります。
 
被災者に届け、祈りの千羽鶴。
 
 
 
そうですか。わかりました。
そう、悪気はない。むしろ善意100%
 
 
でも、ここに足りないのは、
相手の欲求目線。
 
 
それ、欲しいか?
 
 
今はマンションも要らない。
ソーラーパネルも付けるつもりなし。
保険も見直したばっかりだし。
 
もちろん
私のママ友も、高級下着は要らない。
 
 
要らないのは薄々わかってる。
なのに自分は売ろうとしている。
だから罪悪感なんです。
 
 
 
もしあなたがパン屋さんだったら。
 
友だちは、お店に出入り禁止!
私、友だちには商売しないんです!
なんてしないはず。
 
パン好きな友だちに
美味しい焼き立てパン、
食べて欲しいじゃないですか。
 
 
だからね。
友だちだから売りたくないのではなく
 
その人にとっては
要らないものだからなんです。
 
 
 
セールスはマッチングです。
欲しい人と、欲しいものを結ぶ。
 
 
マンションが欲しい人、
ソーラーパネルを付けたい人、
保険を見直したい人、
補正下着が欲しい人。
 
 
そういう人にとっては
売り込まれた!とは感じません。
 
 
相手が欲しいものはなに?
 
常にこの視点を持ちながら、
『脱・千羽鶴セールス』でいきましょう。
 
 
 
ちなみに。
東北の震災のとき、被災した友だちに
送って欲しいものを聞いたら
生理用品でした。
 
 
水や食料品は、届くんです。
全員が必要だからね。
 
そして、みんなが思いつくから。
 
 
何を欲しがっているのか、
リサーチってお客様のためでもあります。