こんばんは。吉田淑恵です。
私は医療・介護業界向けの
コミュニケーション研修講師をしています。
ただ、このコロナショックで
外部の人の入館はできないし、
現場は研修どころじゃないという状態。
その影響で、
3月4月と時間に余裕ができたので、
かねてからしたかった
もう1つのミッション↓
認定講師ママのための
心のゆとりとお金のゆとりを両立する
講座を作っています。
私も数年前までは
『認定講師ジプシー』をしていたので、
なかなか収入に繋がらない苦しみを
味わいました。
乗り越えた私だからこそ、
できるサポートがあると思いますし、
よりニーズにあった講座を作るために、
現状インタビューをさせてもらっています。
今日までに25人、
お話を聞かせてもらって思うこと。
ビジネスの手順や、行動のふり返りって
理科の実験レポートと同じなんだな。
私は前職は臨床検査技師なので
学生時代はほぼ毎日実験でした。
私の学生の頃は手書きだったので
週に1冊ペースでレポート用紙を消費。
おそらく世の中のほとんどの人が
1冊使い切ったことがないと思われる
“グラフ用紙”を何冊も使いました。
技師として働いていた頃も、
新しい試薬や検査キットを導入するには、
実験検討をして
レポートを提出する必要がありました。
理科系の実験のレポートって、
構成が決まっています。
これは、仕事でも、
夏休みの自由研究でも同じ。
まず、『はじめに』。
なぜこの実験をするのか?
なぜしようと思ったのか。
動機やきっかけを書きます。
そして、
『目的』、何のためにするのか?
何を確かめたいのか。
それから、
実験をする前に『予想』をして、
どんな結果になるだろうかと考える。
実験するために必要な
『材料』『方法』を決めて、やってみる。
『結果』には
良い悪いのない、客観的な捉え方を。
『考察』は、
ここから考えられることは何か。
予想に対して結果はどうだったのか。
最後に『感想』として、
これは考察とは違い、どう思ったのか。
その中には、この結果を受けて、
次にやりたい実験は何かを書きます。
ビジネスも常にこのサイクルです。
でも結構、『目的』と『予想』が
抜けていることが多いように感じます。
その行動は、なんのためにするの?
そこが抜けていると、
「次に繋げる」という思考が抜けがちです。
例えば、無料体験やモニター価格。
単に「有料だと売れないかも」っていう
自信のなさから、値下げしていませんか?
また、予想も大切。
ビジネスでは、
あたりを付けて仮決めで行動する
ことが、成功のカギです。
あたりを付けることで、行動のムダが省けます。
無料モニターは、
お客様の声を集めることだけを
目的にしてやってしまうと、
ただやみくもに数だけこなすことに
なってしまいます。
どうせ同じ時間と同じ労力を使うなら
もっと戦略的に考えて、
成果に繋がる行動をしましょう。
日々のPDCAの中に、
ぜひ『目的』と『予想』を
組み込んでみてください。
今までよりも行動できる量も増えて、
成果も出やすくなりますよ。